【USATODAY】米ネブラスカ州リンカーンに暮らすブライス・メレン君(17歳)は、ビデオゲームの達人である。例えば"モータル・コンバット"といったゲームに熱中し、ゲームセンターを訪れては軽々と敵のプレイヤーを打ち倒す。ちょうど同じ年頃の少年達に多い、熱心なゲーマーなのである。しかし、彼はある一点において、他のゲーム好きの少年達とは、大きく異なっている。彼は、生まれながらにして盲目なのである。「自分がスーパー・プロフェッショナルだとは思いません。もちろん負けることだってありますから。」 メレン君はにこやかに笑い、謙遜してそう語る。しかし彼にとって、ゲームのコントローラーは今や身体の一部のような存在なのだという。 例えばメレン君が"ソウル・キャリバー2"をプレイするならば、彼の"分身"とも言うべきキャラクターは画面の中の敵キャラクターを無慈悲なまでに、正確に切り裂いていく。そして笑って言うの