Prometheusでは、Prometheus Serverが監視対象にアクセスしてデータを収集するアーキテクチャを採用している。このデータ収集のためのアクセス先(エンドポイント)は「exporter」と呼ばれており、さまざまなソフトウェアやハードウェア向けのものが提供されている。今回はこのexporterについて、独自のデータ取得方法なども含めて紹介する。 公式exporterとサードパーティによるexporter Prometheusのアーキテクチャは前々回の記事で詳しく紹介しているが、Prometheus Serverが監視対象にアクセスしてデータを収集するような構成(Pull型アーキテクチャ)となっている(図1)。このようなアーキテクチャにおいては、監視対象ごとにPrometheus Serverにデータを渡すためのexporterを用意する必要がある。 図1 Prometheus
![Prometheusでのさまざまな監視データ取得法 | さくらのナレッジ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fd77f5ef0d1ddc1b54e26b2d89d237d7e5aaf2e9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fknowledge.sakura.ad.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F11%2Fprome50-1136x630.png)