鬼が潜んでいます クロエは電車で知りあったミステリアスな男性。彼は偶然(?)、クロエの店にやってきて「ずっと探しているもの」を占ってほしいといいます。 そんな彼をエマは「魅力」あるいは「魔力」のある怪しい男と判断。クロエに近づかないように注意するのですが、クロエは「友だちでもないのに」と取り付く島も無い。 意見が常に食い違う二人は、よく軽いケンカをしていますが、これはこれでテンポの良い漫才のようで、少なくとも息は合っている気がします。 やがて彼の意外な「正体」が判明します。本名がわかった時のゾッとした感じといったら…! 結局、自分の中にも鬼はいて、(中略)自分の中の鬼をうまいことコントロールしていかねばですね。 p166 「魅力」も「魔力」、どちらの言葉にも「鬼」が潜んでいるんですね。 衝撃のラスト 2巻は1巻よりもミステリ要素が増えてきて、今後の展開が気になります。 そして、エマの第六感