仏東部リヨン(Lyon)市郊外のロマ人のキャンプ(2010年7月29日撮影)。(c)AFP/JEFF PACHOUD 【8月19日 AFP】フランス政府が、不法移民取り締まりで拘束したロマ人約700人を19日からルーマニアとブルガリアに強制送還すると発表し、欧州連合(EU)や関係政府から「外国人嫌悪からくる排斥だ」などと強い批判が起こっている。 ロマ(ジプシー)の強制排除をすでに開始しているパリ南東のヴァル・ド・マルヌ(Val-de-Marne)県は、代わりの住宅を与えるなどの支援は一切行わないと断言している。また、ボルドー(Bordeaux)地方南部では、ロマの家族約140人がトレーラー住宅で居住を続ける承認を裁判所に求めていたが、却下された。 ロマ人口の多いルーマニアのテオドル・バコンスキ(Teodor Baconschi)外相は18日、仏ラジオRFIのルーマニア局に対し、「経済危機を
![仏政府のロマ人強制送還に「外国人排斥」批判、欧州委も懸念](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/19890147bc284893c4d71146b9ce235cf30ccd4b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fa%2F6%2F1000x%2Fimg_a650e386c355d5336c59787b38f978bc265250.jpg)