2009年よりスタートしたコスト削減の努力などが実を結び始め、米Yahooが発表した2009年第3四半期(7-9月期)の決算は、利益がアナリスト予測を大幅に上回った。 依然として売上高の落ち込みは続いており、同社の第3四半期の売り上げは、前年同期比で12%減となる16億ドルにとどまった。トラフィック獲得コストと呼ばれる広告主への手数料を除くならば、売り上げは11億ドルとなり、アナリストの予測通りの結果となる。 しかしながら、一連のレイオフおよびコスト削減の影響で、Yahooの第3四半期の純利益は、前年同期の5400万ドルから244%増を記録する1億8600万ドルとなり、1株当たりの利益は13セントを記録している。また、特別項目を除外すれば、純利益は2億1300万ドルで、1株当たりの利益は15セントとなっている。複数のアナリストが、1株当たりの利益は7セントになるとの予測を明らかにしており、
Intelの7~9月期の決算は前年同期比では減収減益だったが、Netbook向けプロセッサの好調などによりアナリスト予測を上回った。 米Intelは10月13日、第3四半期(7~9月期)の業績を発表した。売上高は前年同期比8.1%減の94億ドル、純利益は同7.8%減の19億ドル(1株当たり33セント)だった。1株当たり純利益はThomson Reutersがまとめたアナリスト予測28セントを上回った。 営業利益は26億ドルで前期比17%減。また粗利益率は58%で、同社が8月に上方修正した予想をさらに上回った。 マイクロプロセッサの平均販売価格(ASP)はやや下がったが、Atomプロセッサとチップセットの売上高は前期比15%増の4億1500万ドルだった。 ポール・オッテリーニ社長兼CEOは、「Intelのこの力強い実績は、技術革新が経済再生にとって重要であることを示す。この経済状況の勢いとわ
Appleは投資家を失望させることなく、同社の2009会計年度を終えた。同社は米国時間10月19日午後に決算を発表し、2009会計年度第4四半期(2009年7-9月期)を「これまでで最も利益が大きかった」と評している。 Appleは第4四半期で98億7000万ドルの売り上げと16億7000万ドルの利益、1株当たりの利益で1.82ドルを計上した。これは、前年同期の売り上げ79億ドル、1株当たり利益1.26ドルから増加している。また、ウォール街が期待していた予想レンジにも余裕を持って落ち着いている。アナリストらは、(Appleの第4四半期は)1株当たりの利益は1.24〜1.72ドルのレンジに、売り上げは87億4000万〜105億5000万ドルのレンジに入るとの予測を出していた。 Appleは、「iPhone」および「Apple TV」の売り上げを2年間に渡って計上することを求める会計上の規則に
電通は8月10日、2010年3月期第1四半期の連結決算を発表した。企業の広告支出が落ち込んだことで、売上高、営業利益ともに大きく落ち込んだ。 売上高は前年同期比18.2%減の3810億8700万円、営業利益は同70.9%減の13億6100万円、経常利益は同59.2%減の26億2300万円となった。なお、過去に計上した上場株式の評価損の一部について、税務上損金算入が認められ法人税などの還付があったことから、純利益は同23.1%増の19億1300万円となっている。 セグメント別に見ると、広告業の売上高が前年同期比17.2%減の3699億4300万円、営業利益が同55.1%減の19億8000万円。電通国際情報サービスなどを含む情報サービス業の売上高が同21.5%減の112億1600万円、営業損失は前年同期から赤字幅が12億6300万円拡大し、21億6200万円となった。
【ニューヨーク=丸石伸一】米IT大手のアップルとヤフーが21日、それぞれ09年4〜6月期決算を発表した。ともに増益を確保し、アナリストの事前予想を上回った。ただ、売上高では、アップルは増収だったが、ヤフーは減収となり、明暗を分けた。 アップルは売上高が前年同期比12%増の83億3700万ドル(約7800億円)、純利益が同15%増の12億2900万ドル(約1150億円)。携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)」の新機種を投入した効果などで増収増益を維持した。 一方、インターネットサービス大手の米ヤフーは、売上高が同13%減の15億7200万ドル(約1500億円)、純利益が同8%増の1億4300万ドル(約135億円)。ネット広告収入などの減少で売り上げが減ったものの、リストラ効果で増益は確保した。
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