インドで、高さ182メートル、世界最大だという独立の英雄の銅像が完成し、モディ首相は「インドは英雄が示した道を歩み、世界の大国を目指す」と祝いましたが、来年行われる選挙を意識して銅像を建てたという指摘もあり、野党は批判しています。 高さは182メートルで世界最大とされます。3500トン以上の銅が使われて、建設費用は日本円でおよそ460億円、3年近くかけて建てられました。 31日に現地で開かれた完成式典で、モディ首相は「サルダール・パテールが示した道を歩み、世界で経済的にも戦略的にも大国になることを目指す」と祝いました。 この銅像をめぐっては、来年の総選挙に向けて、モディ首相率いる与党が独立の英雄を前面に押し出しその人気にあやかろうという狙いが指摘されています。 このため、野党は、銅像建設に充てられた巨額の資金はほかの政策に回すべきだったなどとモディ政権への批判を強めていて、銅像は政争の具に
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