死を覚悟した医師による「肺癌医師のホームページ」(筆者撮影) 故人が残したブログやSNSページ。生前に残された最後の投稿に遺族や知人、ファンが“墓参り”して何年も追悼する。中には数万件のコメントが書き込まれている例もある。ただ、残された側からすると、故人のサイトは戸惑いの対象になることもある。 故人のサイトとどう向き合うのが正解なのか? 簡単には答えが出せない問題だが、先人の事例から何かをつかむことはできるだろう。具体的な事例を紹介しながら追っていく連載の第4回。 死を覚悟した病床で綴ったホームページ2001年2月17日(土) 「お父さん、長生きしたい?」 内心ドキッとしながら答える。 「長生きしたいよ。(でも、中学生になった君たちの姿は見られないだろうな)」 「お父さん、何かしたいことある?目標は?」 「そうだな、自分のホームページを作ることかな。(本当の目標は、来年の君の10歳の誕生日
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