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2009年9月15日のブックマーク (2件)

  • 10年後の僕、静岡の夜。

    今日、夜もヒッパレと言う番組を見ていたら「小柳ゆき」という少女が「愛情」と言う歌を歌っていた。 小さな体なのに凄いパワフルな歌声で、ちょっと感動してしまった。 才能が有るって素晴らしいな。 自分もあっち側に行きたかったがな。どこにも相手にされなかった。才能が無くって悔しいな。 子供の頃からなりたくなかった月給取りをもう何年やっているんだろう? 10年以上いる会社がいまだ馴染めずにいる。 学校卒業してすぐに会社に入ってソコしか知らない人は、当然だけれど自分とは価値観が全然違う。 この人達は、バイトが無く、家賃が払えず大家さんに謝る惨めさも知らなければ、偶然見上げた夕焼けの美しさに、 暗くなるまで路上に立尽くした事も無いだろうな。 別に自分が正しいと言うつもりは無いよ。仲間がいなくてつまらないというだけさ。 自分は、10年間ここでは異邦人だ。 東京にいた頃、魚河岸で働きながら油絵を描いている仲

    10年後の僕、静岡の夜。
  • これはフィクションです。

    これはフィクションです。中学時代の話。うちのクラスに、ドラえもんに登場する「出来杉君」をある程度マイルドにしたような人がいた。成績は中の上で短距離走が異常に早く、帰宅部なのに県大会とかに出てたりして、性格や「穏健」を体現したような感じ。なので男女問わず彼を悪く言う人はいなかった。 それとは別に、担任もさじを投げるようなどうしようもない奴もいた。いわゆるDQNってやつか。出席率は3割以下。たまに来る日も、昼前に、明らかに暴走族とおぼしき輩がバイクで送迎してくる。舌打ちしながら授業を途中で「自主的に切り上げる」など日常茶飯事。 そんな二人が一度だけ激突した事があった。 年に一度行われる文化祭的なイベントにむけて、うちの学級は学校のジオラマを造っていた。二畳ほどの広さのもので、校舎の窓ガラスも一枚ずつプラスチックの板をはめ込む気合いの入れよう。途中経過を見た校長はその出来映えに感心し、文化祭的イ

    これはフィクションです。