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ブックマーク / note.com/h_yanai (3)

  • 日本ファクトチェックセンター編集部の見解(2024.6.7)について|楊井人文 Hitofumi Yanai

    昨日、日ファクトチェックセンター(JFC)が「編集部」として出した「検証手法」に関する見解について、若干のコメントをしておきたいと思います。これは、5月23日付スローニュースの記事(有料)を受けて出されたものです(翌日、総務省の会合でもJFCに関連した問題が取り上げられていましたが、これについては「JFC運営委員会」見解を参照)。 一言で言えば、ここに書かれていることをもって「これがファクトチェックだ」とは思わないでほしい、極めて重要な要素が抜け落ちている、ということを申し上げたいと思います。 ファクトチェックは、読者が検証過程を辿れるようにエビデンスを明示するルールになっている、というのはその通りです(IFCNのCode of Principles #4)。 ファクトチェックと調査報道は、役割、機能が異なるというのもその通りです(一方で、共通する部分も多々あると考えています)。 その前

    日本ファクトチェックセンター編集部の見解(2024.6.7)について|楊井人文 Hitofumi Yanai
  • 【検証・コロナ禍】入院要否を左右する「中等症」の基準を政府は定めていない|楊井人文 Hitofumi Yanai

    前回、軽症の入院患者が医療逼迫の要因になっていないか、という疑問を検証し、政府が「軽症以下は原則療養」という方針を示しているにもかかわらず、東京都をはじめ多くの自治体で入院患者に占める軽症/中等症の割合を把握していない、という事実を指摘した。 今回は、入院要否の重要な指標であるはずの「中等症」の基準が統一されていない、という事実を示す。とりわけ、東京都の入院基準が緩くなっているがゆえに、実質的な軽症者が多数入院し、医療逼迫の要因となっているのではないか、という仮説を検証する。 厚労省のガイドラインは「リスク因子のある軽症者と中等症以上が入院」 まず、厚労省が作成に関与している「新型コロナウイルス感染症診療の手引き」の重症度分類表をもう一度確認しておきたい。 (新型コロナウイルス感染症診療の手引き ver.4.1) これを「厚労省基準」と呼んでおく(注1)。 「軽症」の説明文は、「特別な医療

    【検証・コロナ禍】入院要否を左右する「中等症」の基準を政府は定めていない|楊井人文 Hitofumi Yanai
    hobbiel55
    hobbiel55 2021/08/02
    どのくらいの症状から入院させるかは自治体が決めて良いと思うが、症状の分類は国がきちんと定義しろよ。後から国全体として分析できないじゃねえか。地方自治の尊重をはき違えてる。
  • 【検証コロナ禍】東京都の重症病床使用率、大幅な下方修正 気づかず再び誤報のメディアも|楊井人文 Hitofumi Yanai

    厚労省が2月26日、東京都内の重症者病床使用率を大幅に下方修正したことがわかった。 2月16日時点では「86.2%」としていたが、23日時点で「32.7%」と発表。従来は分母と分子が整合しておらず、事実上不正確なデータだったことを認める記述が追加された。 ただ、この大幅な修正について、厚労省や東京都は特段の発表をしておらず、メディアも指摘していない。それどころか修正に気づかず、誤報を繰り返しているメディアもある。 (冒頭写真:緊急事態宣言解除に慎重な姿勢を示す東京都の小池百合子知事。2月26日NHK放送「ニュース7」より) 重症者病床使用率 86%→33%に修正 病床確保数は500床→1000床に 重症者の定義が国(厚労省)と東京都で異なるため、重症者病床使用率に関するデータは、双方の発表でかなりのズレがある。ただ、厚労省の発表も、東京都から報告された数値に基づくものであり、どちらも都が出

    【検証コロナ禍】東京都の重症病床使用率、大幅な下方修正 気づかず再び誤報のメディアも|楊井人文 Hitofumi Yanai
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