JOC=日本オリンピック委員会の新しい会長に、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会で会長を務めた橋本聖子氏が選出されました。JOCの会長に女性が就任するのは初めてです。 JOCでは3期目だった山下泰裕会長が、おととし、けい椎を損傷して現在も療養を続けていて、今月までの任期を終えて退任しました。 26日は都内で行われたJOCの評議員会で再任を含む30人の新しい理事が選ばれたあと、初めての理事会が開かれました。 JOCによりますと、非公開で行われた理事会では、山下会長の後任として、橋本氏と日本サッカー協会の前会長の田嶋幸三氏が自薦で、JOCの副会長の三屋裕子氏が他薦で立候補し、それぞれが自身の訴えをプレゼンテーションしたということです。 その後、この3人を含めた理事による投票が行われた結果、得票数は明らかにしないとしていますが、橋本氏が過半数を超える票を獲得して選出されたということです。
