この画像を大きなサイズで見る 地球から400光年離れた星系で、これまで誰も見たことがないジェットを平行に放出する双子の円盤が発見されたそうだ。 へびつかい座ロー分子雲領域の「WL20星系」で、そんな世にも珍しい発見ができたのは、2つの超強力な望遠鏡をコラボさせるという天文学者の機転と、ちょっとした幸運のおかげだ。 ALMA望遠鏡とジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡はそれぞれに電磁スペクトルが異なる部分を観察してるが、それらを組み合わせたところ、前代未聞の宇宙の構造が浮かび上がってきたのだ。 この発見は、複数の星系の形成がからむ複雑なプロセスに光を当てたものであるという。 2つの宇宙望遠鏡を組み合わせて双子の円盤を発見 宇宙のほとんどは人間の目には見えない。星々が放つ光(電磁波)は、しばしば人間の目にみえるスペクトルから外れた波長であるからだ。 そして、さまざまな望遠鏡もまた、そうした電磁波の異