食文化・食育のお役立ちの話題、トンデモ食育、都市伝説、フードファディズムなどを分析して解説します!(^.^) 関東のA県南部に住む知人から、地元の小学生とその家族に配布される「小学生新聞」の食育欄に時々奇妙な説が載っている、という話を伺いました。A県南部の民間情報会社が作成し、公立小学校という公的機関を経由して配布される新聞です。1例を見せてもらうと、「6つのこしょくは食生活の赤信号」、と紹介する内容でした。 「6つのこしょくって何だろう?」と思って記事を読んだところ、食育で指導されがちな疑似科学「5つのこしょく」説の延長線と分かりましたので、「5つのこしょく」説の方を先に説明します。 「5つのこしょく」とは、「孤食(家族で別々に食べること)」「個食(家族によって異なるメニュー)」「固食(偏食のこと)」「小食(食が細いこと)」「粉食(パンなどの粉製品を食べること)」のことです。食育の指導者