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2008年9月9日のブックマーク (10件)

  • カッティング〜Case of Mio Reincarnation〜:翅田大介 - WATERBIRD

    やばい。やばいくらい青臭すぎる。この溢れんばかりの中二病スメルがもうたまらない。もしこの世に「青臭いライトノベル大賞」なんてものがあったら4年連続受賞で殿堂入りしているだろう。というくらいの傑作。気を引き締めて読まないとニヤニヤしすぎて死にそうになる。 あらすじ。前巻のラストで交通事故死した主人公が例の技術で甦り、そのせいで荒みまくって、ぐだぐだと悩んで、どこへともなく旅に出て、そして惚気で終わる。いろいろあっても最終的にはありふれた日常に着地するっていうのがとても良い。これがもっと熱血な話だったら、たとえば謎の秘密組織を倒すために地下にある部に乗り込んだりとか、松岡修造ばりに熱のこもった説教をらわせたりとかするんだろうけど、そんな方向にはぜんぜん行かないのな。登場人物の台詞を引用するなら「ハードSFだと思って見始めた番組が火曜サスペンスだった」っていう。まあこれまでのカッティングシリ

    カッティング〜Case of Mio Reincarnation〜:翅田大介 - WATERBIRD
  • 偽物語 上:西尾維新 - WATERBIRD

    『化物語』の続編。待望のファイヤーシスターズがついに登場。めっちゃかわいい。他にも『化物語』に登場した阿良々木ハーレムのメンバーは総出演。これだけの人数がいて全員のキャラが立ってるってのは当に驚異的だよなぁ。特に八九寺がやばいくらい楽しくて、俺も後ろから抱きついて揉みくちゃにしてやりたいと思いました。それはただの変態です。阿良々木くんは神原に勝るとも劣らない変態だと思います。イケメンだから変態でも許されるんですね、わかります。 オールスター揃い踏みのせいなのか、火憐ちゃんの出番が少ないのは、ちょっと残念だったな。せっかく掴んだメインキャラだったのに、人も悔しい思いをしているだろう。なんか楽しみにしてた修学旅行の初日に風邪引いてずっと旅館で寝込んでた子みたいな感じ。しっかし、阿良々木くんは「普通の兄貴なら実妹には萌えないよな」みたいな澄ました態度を取ってるけど、普通の兄貴なら、妹を脱がせ

    偽物語 上:西尾維新 - WATERBIRD
  • カッティング~Case of Mio Reincarnation~ (HJ文庫) - いつも月夜に本と酒

    「カッティング 〜Case of Mio Reincarnation〜」翅田大介(HJ文庫) 葛峰聖、昂の双子の仕組んだ罠はいつしかミオとカズヤの間にわずかな綻びを作った。そしてその綻びから生まれたすれ違いを解消出来ないまま、交通事故に遭ってしまったカズヤ。 命が失われていく中でカズヤが聞いたのはミオの絶叫と悪魔の囁きだった。ミオやカズヤの再生の物語の結末は? 先輩の台詞 『分からないかなぁ? だから面白いんじゃないか。愚鈍で莫迦で甘々なのが』 が言いたいことのほとんどをいってくれているような気がする。 何とも痛い話だった、いろんな意味で。 結局“雨降って地固まる”だけの話だったのに、二人の土砂降り具合といったら。カズヤにしてもミオにしても全く気持ちの整理が付けられなくてもがき苦しんでいる様子がこれでもかと描かれていて、その不器用さ若さは痛々しいとしか言いようが無い。 でも、それだけ苦しん

    カッティング~Case of Mio Reincarnation~ (HJ文庫) - いつも月夜に本と酒
  • カッティング3~Case of Mio Entanglement~ (HJ文庫) - いつも月夜に本と酒

    「カッティング 〜Case of Mio Entanglement〜」翅田大介(HJ文庫) 大きな壁を一つ乗り越えたミオとカズヤの前に現れたのは西田貴流と同じ匂いを持つ少女・葛峰聖とその双子の弟・葛峰昂だった。ミオとカズヤを翻弄うするかのごとく行動する聖と昂。ミオとカズヤを利用しようとする双子の目的は何なのか? Idolaとの関係は? ミオとカズヤの絡み合う運命をつづる新章スタート! どうみてもバカップルです。当にあr(ry 前半は「ご馳走さま」って内容だった。 硬い言葉で偽装しているけど、デートに○○○に嫉妬に喧嘩、どうみても初々しいカップルの恋の話ではないですか。カズヤの悩みも彼女の事情が特殊なので少し重くは感じるけど質はよくある恋の悩みだし。 しっかしデレたミオは可愛い。言葉が直球で読んでるこっちが赤面しそう。1巻の初めはツンツンしてたけど元々は素直な性格なんだろうなぁ。 最後が

    カッティング3~Case of Mio Entanglement~ (HJ文庫) - いつも月夜に本と酒
  • カッティング~Case of Mio Reincarnation~ – MOMENTS

    目覚めたときに最初に見えたのは白い天井だった。自分のものとは思えないような身体に違和を感じるカズヤの前で涙を流すミオ。断絶は広がっていた。葛峰聖と昂のふたりによって、カズヤとミオの間に打ち込まれた楔は、綻びを生み、そして起こってしまった事故。それはカズヤから、ミオと恋人として過ごした3ヶ月という時間すら奪っていた。 カズヤとミオの物語はいったんここで完結、ということで、最後はきれいに締めてくれましたね。 そこに至るまでの展開は、痛みにまみれていて、カズヤとミオの間に生まれたわだかまりだったり不信だったりの解決方法としては、こうやって腹を割って音でぶつかる、なんて青臭い形をしか、彼らは選択できなかったのかな。 ふたりの前に現れた、聖と昂という、まるでカズヤとミオが辿るはずだった未来を、救われることなく迎えてしまった双子により、引っかき回されてしまった形になりましたが、聖と昂にとっても、この

    カッティング~Case of Mio Reincarnation~ – MOMENTS
  • booklines.net - [翅田大介] カッティング Case of Mio Reincarnation

  • 偽物語 上巻 / 西尾維新 - FULL MOON PRAYER

    偽物語(上) (講談社BOX) 作者: 西尾維新,VOFAN出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/09/02メディア: 単行購入: 35人 クリック: 249回この商品を含むブログ (350件) を見る続編が出るたびに作者の趣味度が上がっていくこのシリーズ。作は「200パーセント趣味で書かれた小説」で世に出すつもりはなかったと作者が言うのも納得な内容でした。 というのもこの作品、50%以上がキャラクター同士、というよりも暦とヒロインたちの掛け合いが占めているという、玩具付きの駄菓子みたいな驚きの一冊。しかもその会話も今までよりもさらに暴走して壊れ気味のキャラクターたちに、古いものから新しいものまで取り揃えたオタクネタ、そしてアニメ化いじりのメタネタまで何でもこいの状態。 何しろ最初から戦場ヶ原には監禁され、八九寺にはセクハラを働き、千石に露骨に誘惑され、忍とは一緒にお風呂に入り

    偽物語 上巻 / 西尾維新 - FULL MOON PRAYER
  • 『円環少女(8) 裏切りの天秤』読了 - 積読を重ねる日々

  • ゲーム・アニメ・ラノベを楽しむ日記 「時載りリンネ!3 ささやきクローゼット」レビュー

  • いちばんうしろの大魔王 ACT.3 - 灰色未成年

    いちばんうしろの大魔王 ACT.3 (HJ文庫) 作者: 水城正太郎,伊藤宗一出版社/メーカー: ホビージャパン発売日: 2008/09/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (24件) を見る読了。 「あーちゃん、ちゅーしようとしてる。いけないんだぁ」 けーながいきなり言った。 心の中を見透かされたような気がして、阿九斗は慌てた。 「ば、馬鹿なことを言ってるんじゃないっ」 「んー、そうだよね、えっちなのはいけないよね。でも、ほっぺたならいいよ」 夏といえば臨海学校! 臨海学校で普通の学園生活を満喫したい阿九斗だが、行き先の島には「魔王」 と「勇者」 にまつわる伝説があった。阿九斗がとうぜん無事に済むわけもなく、事件に巻き込まれてしまう――。 ラブコメ色が強くなってきました。いいぞもっとやれ。 ヒロイン3人が3人とも可愛いので(黒魔術の先輩は置いといて)

    いちばんうしろの大魔王 ACT.3 - 灰色未成年