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ブックマーク / satoshi.blogs.com (8)

  • Life is beautiful: 図解、イノベーションのジレンマ

    私がマイクロソフトをやめるキッカケを作ったのが、「イノベーションのジレンマ」というだということは、以前にも書いた。IT業界でビジネスをしている限り、大きな会社にいようと、小さなベンチャー企業にいようと、このに書いてあることを日々意識しながら仕事をするかどうかは大きな違いを生むはずだ。 このブログでも何度も引用しながら、一度もちゃんと解説を書いたことがなかったことに気が付いたので、今日のエントリーは、このに書かれているコンセプトの解説。 そう思っていつもの様に書き始めたのだが、文字だけではとても伝えにくいコンセプトだ。しかし、図解と言えばパワポ、というのもありきたりすぎるので、会社の廊下にあるホワイトボードに手書きで描いた図を、携帯電話で撮影したものを使うことにした。通りがかった社員にも見てもらえるので、一石二鳥である。 上の図は、このに書かれたコンセプトを一般化したもの。ブルーのラ

  • 教えながら学ぶRuby:イテレータに片思い

    ということでやっとRubyの勉強を始めた私だが、「何かを学ぶには人に教えるのが一番」というポリシーの私としては、早速Rubyに関するエントリーを書かずにはいられない。 Rubyという言語に関しては色々な意見があるとは思うが、私が(いまのところ)一番気に入っているのはイテレータという考え方。これは美しい。できることならば、forとかwhileのない言語にしてくれればもっと美しかったのにと思うぐらいだ。ここからしばらくは、forとwhileを一切使わずにどこまで出来るかを試してみようと思う。 そう思いながら読み始めた「オブジェクト指向スクリプト言語Ruby(以下「Ruby」)」。Rubyの生みの親であるまつもとゆきひろ氏自身の手になるものだ。彼なりのイテレータへの思い入れが伝わってくるに違いない... ところが、である。 このの最初の方に出てくるサンプルがなぜかイテレータを使わずにwhil

  • マップアプリのソース公開

    昨日のエントリーで書いた「シアトル近郊の交通情報表示アプリ」、コメント欄で励まされたこともあり、全ソースを公開することにした。ただし、会社のサーバーで公式に遊ぶことになったので、発表の際にはまず英語で解説を書かねばならなくなってしまった。とりあえず、これが解説ページである。 King Country Traffic Map たいしたことが書いてあるわけではないので、全部を日語に訳すこともないとは思うが、肝となる How it works (どうやって動いているか)だけは日語での解説が必要そうだ。そこだけ抜き出して意訳すると、 このアプリは、三つのUJMLファイル(クライアント側でマップを表示して、ユーザーとのやり取りをするもの)と、二つのPHPファイル(サーバー側で元画像を細かくスライスしてキャッシュするもの)から出来ている。 Main.ujbc(Main.ujmlをコンパイルしたもの

  • ケイタイでAJAX(4):Google に対抗して Map Viewer を作ってみた

    ここの所、忙しいにも関わらずプログラムが書きたくて仕方がなくなっている。学生時代に試験前になった『脳が熱暴走状態』にとても良く似ている。試験の前日に限って、面白いプログラムのアイデアが浮かんでしまい、勉強をそっちのけで遅くまでプログラムを書いてしまうのだ。早く勉強をしなければと思う分、いつもより効率良くプログラムが書けてしまうのがなんとも皮肉だ。 「科学うんちく」の好きな私としては、この現象を、「忙しい」とか「勉強しなきゃ」という気持ちがアドレナリンを脳に送り込んでオーバークロック状態にし、脳の中のクリエーティブな部分を刺激した結果と解釈している。作曲が好きな学生は、試験前になると新しい曲が浮かんだりするのだろうか。同じような経験がある人がいたら、ぜひともコメントをいただきたい。 そんな感じで今朝一気に作ったのが Google Map に対抗して作ったマップ・ビューワー(←このリンクをクリ

  • 色や大きさを後から変更できる AQUA風ボタンの作り方

    二日ほど前のブックマークの人気エントリーに入っていた、「AQUA風ボタンの作り方リンク集」を見てつくづく思ったのだが、Photoshopは奥が深く、同じような効果を作り出すのに何通りも方法があるのが興味深い。そこで、今日は、Photoshopにも関わらずあえて全てをベクターデータで書くという特殊な技法(知り合いのデザイナーから教わった技法)でAQUA風ボタンを描いてみた。 まず最初に、"Rounded Rectangle Tool"で適当な大きさの角の丸い四角を書く。角の丸みは、Radiusの値で変更できるが、この場合は16pxとした。 この時自動的に作られたレイヤーをダブルクリックして、レイヤースタイルのInner Glow属性をオンにする。Blend ModeはMultiplyで、Opacityは40%程度が適切、色は黒にする(黒にしておくと、後でメインの色を変更したときにここを変更し

  • prototype.js で遊んでみた

    先日このブログで公開したばかりの、「ライブドア事件」専用トラックバック・ステーションであるが、毎回ページが開かれるたびにデータベースにアクセスする仕組みで作ったのだが、そんな作りのままではトラフィック増には耐えられない。そこで、良く出来たブログ・サービス(例えばMT)の様に、変更があったときに(つまり、トラックバックが送られてきた時に)、データベース上のデータからHTMLページを生成しておき、閲覧時にはそれを返すように変更することにした。 その作業を進めているときに、この手法の一つの欠点に気が付いた。MovableType がしているように、ヘッダーも含めた全HTMLページを生成するようにしておくと、その中にスタイルシート(CSS)へのリンクを埋め込むことになるので、スタイル(見た目)が固定化されてしまうのである。これでは面白くない。そこで、複数のスタイルシートを用意しておき、閲覧時に動的

  • Life is beautiful: Google Map で任意の場所の緯度と経度を知る方法

    6月に書いた「Google Map API で早速遊んでみた」というエントリーには、沢山の人にトラックバックをいただいた。今日も、みじさんという方からトラックバックをいただいたのだが(参照)、そこにこんなことが書いてあったのに着目。 ただ、座標の計算がめんどくさい・・・。国土地理院の緯度、経度検索サイトで測って、さらにそれを10進法に直す手間がめんどくさい・・・。もっと楽な方法はないのだろうか・・・。皆さん、やっぱり計算されてるのかしら? こんな質問をいただくと、とても嬉しくなってしまうのが私の性分である(質問者が女性だから妙に親切なわけではないので、決して誤解はしないように^^;)。 では、東京駅を例にとって、緯度と軽度を求める手順を示そう。 1.ブラウザーでGoogle Mapのページを開く。[左のリンクをクリックすると、別ウィンドウが開く。] 2.そのページの「検索」というボタンの左

  • Google Map API で早速遊んでみた

    つい昨日、『私自身、もしLonghornのベータ版で遊ぶか、Googleの新しいウェブ・サービスのベータ版で遊ぶかの選択肢を迫られたら、迷うことなく後者を選ぶ』と書いたばかりだが、偶然とは恐ろしいもので、ちょうど GoogleMap API のベータ版をリリースしたことを発見した。そこで早速、遊んでみた。 会社の近所の地図を表示し、そのまわりの幾つかの場所にマーカーを付け、クリックすると説明が出るようにしたのだ。もちろん、マウスで地図をドラッグしてスクロールさせることも出来るし、Satelite ボタンを押して写真に切り替えることもできる。こんなウェブ・アプリケーションが30分ぐらい遊んだだけで出来てしまうのだから、すばらしい時代が来たものだ。 [追記] 参考までにソースコードを添付。ただし、ソースコード中の "key=..." は、このブログのURL用に取得した専用の Maps A

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