出所:http://www.unfpa.or.jp/publications/swop/swop2008/2008_back.pdf なお、日本においては2000年以降3回に渡って児童手当の拡充があり、2008年度の児童手当給付総額(予算ベース)では1兆284億円になり、10年間で7倍にも増えたことになります。何もしてこなかったわけではないのです。 民主党のマニフェストでは、これを廃止し新たに「子供手当て」を創設するそうですが、2009年4月末段階での15歳以下の人口1714万人に一人当たり年間31万2千円を掛け合わせれば給付総額は5兆3500億円(事務費を合わせると5兆6千億円かかるとのこと)にもなり、従前の児童手当を差引いても4兆円以上増えることになります。支出規模では21年度の文教・科学振興費予算・5兆3100億円や防衛関係費4兆7740億円に匹敵するほどの巨額なものです。先に