秋田県の少子化対策が本年度、県庁内に少子化対策局を設置し、本格始動した。2008年に7421人だった年間出生数を、13年には8000人超に引き上げる目標を掲げる。独身男女の出会いの場づくりをサポートする「あきた結婚支援センター」を開設し、脱少子化に取り組む民間団体やNPOなどに助成する基金も創設した。 結婚支援センターは、秋田市の県青少年交流センター内に設置。4人の「結婚コーディネーター」と呼ばれる職員が業務を担当する。地域のボランティアと市町村、約40の企業・団体で構成する「すこやかあきた出会い応援隊」の連携を図り、結婚活動(婚活)イベントを後押しする。 現在は県が運営しているイベント情報紹介のホームページ(HP)をリニューアルする予定で、登録者にはメールマガジンを配信する。HPは昨年7月の開設以来、既に約1000人の男女が登録しているという。 「少子化対策応援ファンド事業」では、