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ブックマーク / www.kahoku.co.jp (17)

  • 河北新報 コルネット 社説 幼保一体化/教育と保育の質落とさずに

    少子化で入園児不足に悩む幼稚園と、都市部を中心に待機児童が増え続ける保育所。お互いの垣根を取り払って一体化すれば、一挙に課題を解決できるはずだというのが、「幼保一体化」の考え方だ。  合理的な解決策に見えるが、そう単純ではないようだ。壁になっているのは、監督官庁が異なる縦割り行政のほか、保護者らの意識の違いもあるという。  幼稚園は文部科学省所管の教育機関に位置付けられるのに対し、保育所は共働き家庭の子どもを受け入れる施設で、厚生労働省が進める保育行政の所管になっている。  幼保一体化は自民党政権時代からの懸案事項だが、頓挫の繰り返しだった。菅内閣が閣議決定した追加経済対策では雇用創出を図る規制改革として、あらためて一体化方針を明記した。  政府案によると、異なる根拠法を一化し、教育と保育を共に提供する「こども園」を新設する。将来的には「子ども家庭省」を創設して縦割りの弊害を解消するとい

  • 河北新報 東北のニュース/出生数、年8000人超目標 秋田県が少子化対策を本格化

    秋田県の少子化対策が年度、県庁内に少子化対策局を設置し、格始動した。2008年に7421人だった年間出生数を、13年には8000人超に引き上げる目標を掲げる。独身男女の出会いの場づくりをサポートする「あきた結婚支援センター」を開設し、脱少子化に取り組む民間団体やNPOなどに助成する基金も創設した。  結婚支援センターは、秋田市の県青少年交流センター内に設置。4人の「結婚コーディネーター」と呼ばれる職員が業務を担当する。地域のボランティアと市町村、約40の企業・団体で構成する「すこやかあきた出会い応援隊」の連携を図り、結婚活動(婚活)イベントを後押しする。  現在は県が運営しているイベント情報紹介のホームページ(HP)をリニューアルする予定で、登録者にはメールマガジンを配信する。HPは昨年7月の開設以来、既に約1000人の男女が登録しているという。  「少子化対策応援ファンド事業」では、

  • 河北新報 東北のニュース/利府町立青葉台保育所、民営化スタート 預かり30分延長

    宮城県利府町が民営化に向けて準備してきた町立青葉台保育所で、運営を同町の社会福祉法人「愛耕会」に引き継ぐ「新しい保育園へバトンタッチの会」が3月31日、開かれた。町によると、県内の町村で公立保育所を民営化するのは初めて。1日から「青葉台保育園」として新たなスタートを切った。  鈴木勝雄町長が約90人の園児たちに「新しい先生、お友達と一緒にこれからも頑張ってください」とあいさつ。愛耕会の高橋紀男理事長は「皆さんが知っている先生もいるので、明日からも保育園で楽しんでほしい」と呼び掛けた。  愛耕会は同町中央の利府聖農保育園を運営。昨年2月に青葉台保育所の保護者や民生委員、町幹部らで構成する選定委員会が同保育所の運営事業者に選んだ。10月から町との合同保育などを通じ引き継ぎを進めてきた。  青葉台保育園の園児数は従来とほぼ同じ90人(1日現在)。職員は園長を含めて25人で、これまで勤務してきた1

  • 河北新報 東北のニュース/育児支援へ院内保育所 東北大病院開設

    東北大病院(仙台市青葉区)は1日、医師らの育児仕事の両立支援を図る院内保育所「星の子保育園」を開設した。病院や隣接の大学院医学系研究科などに所属する医師らの乳幼児が利用対象で、4月までに14人が入園する予定。  星の子保育園は認可外の事業所内保育所で、旧西病棟1階の約230平方メートルを改修して設置。保育室3室を備え、定員は0〜6歳児の25人。保育士7人が勤務し、午前7時半〜午後6時半の基保育のほか、保護者の宿直勤務に対応して終夜保育も予約制で行う。  看護師や事務スタッフなど全教職員が利用できる。医師確保策の一環として原則、定員の5割まで医師を優先。4月までに入園予定の14人のうち、8人は医師の利用。  同日行われた開所式では、里見進院長が「若い医師らのための環境づくりを一歩前進させることができた。今後もさまざまな取り組みを重ね、職員に優しい病院を目指す」と話した。  1歳2カ月の長

  • 河北新報 東北のニュース/6民間保育所で休日保育 一転継続 仙台市の補助増額で

    日曜日や祝日に働く親のために「休日保育」を実施している仙台市の6カ所の民間保育所は27日、2010年度も事業を継続する方針を決めた。経費がかさんで継続が危ぶまれたが、市の補助金アップで実施のめどが立った。今後はPRを強化して利用者増を図る。  休日保育は08年度、延べ2405人が利用し、09年度の利用者はこれを上回る見込みだ。人件費が掛かって赤字となり、市私立保育園(所)協議会は09年6月、事業からの撤退を市に通告した。  保育所関係者によると、市の要綱改正で年間一律150万円だった補助金が、150万〜318万円と利用実績に応じた額に変わった。09年度の運営から適用され、10年度の一般会計当初予算案に計上される見通し。保育所によっては最大で80万円の増額を見込める。  11年度以降も休日保育を実施するかどうかは、10年度の利用実績を見て決める。  協議会の高野幸子会長は「事業がなくなると保

  • 河北新報 東北のニュース/保育所「かかりつけ」に 山形県が子育て支援へ拠点化

    山形県は新年度、出産前の妊婦や育児中の母親らからの相談を受け付ける「かかりつけ保育園事業」を展開する。地域に根ざした子育て支援を強化することで、出産や育児についての悩みや不安を解消することが狙い。担当者は「育児の負担を少しでも解消し、少子化対策につなげたい」と話している。  県内の保育所5カ所程度をモデル保育所として「かかりつけ保育園」に指定。近隣の妊婦や母親らに登録してもらい、それぞれの保育所で相談を受ける。保育所で開催する育児体験教室や相談体制強化に伴う経費は県が負担する。  核家族化やコミュニティーの希薄化などに伴い、身近に育児相談ができる人が少なくなり、子育ての知識が不足しがちな現状を打開するため、保育所を地域の子育て支援の拠点にする。日常的に保育士と話ができる環境をつくり、きめ細かい相談体制を整備して不安や悩みの解消に努める。  出産前の妊婦も対象にすることで、保育士や先輩ママ

  • 河北新報 コルネット 社説 保育所の面積緩和/全国一律の実施が筋だ

    保育所の「量」と「質」の充実は、どちらが先という問題ではない。両方高めていかないと、新政権が目指す「子どもを安心して産み、育てられる社会」の実現の道は遠い。  量のことを言えば、保育所に入れないでいる待機児童は全国に約2万5千人。それだけの親が、育児仕事の両立に苦しんでいる。  厚生労働省は、国が定めている保育所の設置基準について、待機児童の多い東京などの都市部に限り、自治体の条例で一時的に定められるようにする方針を決めた。量と質をてんびんにかけて、どっちつかずの折衷案になった印象がぬぐえない。  見直しは、政府の地方分権改革推進委員会からの第3次勧告を受け、長昭厚労相が示した。勧告は保育所設置条件を地域の実情に沿った形にすることを前提に、国の基準の「義務付け」見直しを強く求めていた。  その趣旨からすれば、今回の対応は限定的だ。「保育室面積は2歳以上の幼児1人当たり1.98平方メート

  • 河北新報 コルネット 特集

    関連記事 構造編(3)保育料格差/無認可に所得割適用を (2009/09/18) 構造編(2)2013年問題/選択制前面、現場に不安 (2009/09/11) 構造編(1)実情に即さぬ行政/高まる「私立」の不信感 (2009/09/04) 実態編(5完)気になる子/早期ケア、人手足りない (2009/08/07) 実態編(4)60年前の基準/狭い1人当たりの面積 (2009/07/31) 実態編(3)保護者のモラル低下/逆ギレや滞納が深刻化 (2009/07/24) 実態編(2)一時・特定保育制度/最後の頼みの綱に殺到 (2009/07/17) 実態編(1)入れない現実/「無認可」家計負担重く (2009/07/10) 待機児童解消は遠く 岐路100万都市・仙台 (2009/07/06) 休日保育存続なるか 民間6カ所年度で撤退へ 仙台 (2009/07/05) 公

    hoiku
    hoiku 2009/10/08
  • 河北新報 東北のニュース/保育所民営化第1弾 あすスタート 今後の移行計画不透明

    仙台市の大野田(太白区)、原町(宮城野区)の両市立保育所が10月1日、民間保育所に移行する。市立保育所の民営化の第1弾。民営化をめぐっては一部の保護者が反対しているほか、両保育所の後に続く移行計画が未定で先行きは不透明だ。  大野田保育所は社会福祉法人「柏松会」(村田町)が近くに建てた「大野田すぎのこ保育園」、原町保育所は同法人「幸生会」(仙台市)が同保育所敷地に建設した「原町すいせん保育所」に移行する。  大野田保育所の子どもは106人、原町保育所は87人で、市によると、全員、新しい保育所に移るという。保育は、半年間引き継ぎを受けた民間の保育士が当たる。保育料は変わらない。  大野田、原町両保育所は廃止され、職員計約30人はほかの保育所へ異動する。所長と主任保育士らは市保育課などに配置される。  市は2008年度、市と社会福祉法人、保護者でつくる三者協議会を設置し、新しい民間保育所の運営

  • 河北新報ニュース 構造編(4)民営化/環境変化気もむ保護者

    <22カ所建て替え>  老朽化に伴う建て替えを機に、10月からの民営化が決まった仙台市大野田保育所(太白区)。同保育所父母の会の会長を務める半田澄江さん(37)の次女(4)は保育所に向かう途中、近くに新築中の保育所が見えてくると「やだなあ」「古くても今の方がいいなあ」と言うようになった。  父母の会は民営化の差し止めを求めて仙台地裁で係争中だが、半田さんは次女に余計な心の負担を掛けないよう、家では新しい保育所のことをあえて話題にしていない。幼いながらも環境の変化を感じ取っている次女に対し、半田さんは切ない気持ちになるという。  仙台市は2007年、民間活力を導入して多様化する保育ニーズに対応しようと、市立保育所50カ所のうち、建て替えが必要な22カ所を10年以内に民営化させる方針を固めた。  10月の民営化が決まった大野田保育所と原町保育所(宮城野区)が、その先鞭(せんべん)だ。スムーズな

  • 河北新報 東北のニュース/仙台市立2保育所民営化まで1ヵ月 準備順調 不安解消は?

    10月1日に予定される仙台市の原町(宮城野区)、大野田(太白区)の両公立保育所の民営化まで、1カ月を切った。引き継ぎのための合同保育は終盤に入ったが、保護者には反対意見や不安が依然くすぶる。仙台市の保育所待機児童対策として、民営化をどう位置付けるかも課題として残っており、8月に就任した奥山恵美子市長が、ほかの公立保育所の民営化にも踏み切るかどうかが注目されている。(報道部・上村千春) <公立の特徴学ぶ>  各クラスに民間の保育士1人ずつが入った、引き継ぎのための合同保育は4月にスタート。障害児と統合保育を行うクラスは、民間の保育士が1人多く配置されている。  年間計画に基づき、民間の保育士は子どもたちや保護者の様子を丁寧に見ながら、公立の特徴を学んでいる。毎週、市役所での研修も受け、7月からは公立側が手を引く形で、民間の保育士が主体的に保育を担当。両保育所は建物を新築中で、10月1日に新施

  • 河北新報 東北のニュース/新型インフル感染…恐れる保育園 仙台

    新型インフルエンザの対応に、仙台市内の保育所が頭を抱えている。市内で感染が確認された場合、市は通常の季節性インフルエンザと同様、認可保育所を休園せず、体調が悪い児童は自宅で療養してもらう方針だ。だが、不況を背景に「子どもの病気を理由に仕事を休めない」という親は多い。感染拡大防止と、仕事を持つ親との間で保育現場が揺れている。  民間の泉チェリー保育園(泉区)には、県内最多の210人の子どもが通う。昨年12月、季節性インフルエンザが流行し、一度に49人が休んだ。熱が下がればすぐ登園できると考える親もおり、感染が広がる一因となった。  大山道子園長は「元気な子まで休ませるわけにはいかず、休園はできない。弱毒性のウイルスとみられる新型インフルエンザで、同じことが起きないか心配だ」と話す。  市が2006年に策定した新型インフルエンザの対応計画では、感染者が市内で確認されても、原則として公立保育所は

  • 河北新報ニュース 「愛耕会」に経営移管 青葉台保育所民営化へ

    宮城県利府町は、2010年度に民営化を予定している町立青葉台保育所(定員90人)の運営事業者に、同町の社会福祉法人「愛耕会」を選んだ。鈴木勝雄町長が4日開会の町議会3月定例会の行政報告で明らかにした。  町によると、愛耕会は、同町中央の利府聖農保育園を運営している。1932年に始めた託児所が前身の同保育所で、長年にわたり保育事業に携わってきた。  町は1月26日から2月10日まで事業者を募集。愛耕会を含む二事業者が申請し、青葉台保育所の保護者や民生委員、町幹部ら9人で構成する選定委員会が書類審査やプレゼンテーションなどを実施して選考した。  青葉台保育所は96年に開所。約2100平方メートルの敷地に約600平方メートルの木造平屋の保育施設がある。町は新たな保育サービスへの対応や保育施設の経費削減を目的に民営化を決めた。  町子育て支援室によると、公立保育所の民営化は県内の町村では初めての試

  • 河北新報ニュース 安全コスト、妊婦に負担 分娩料値上げ続々

    出産を扱う病院や診療所で、分娩(ぶんべん)料などを見直す動きが全国的に広がっている。仙台市内でも産科医療補償制度(無過失補償制度)の導入に伴う掛け金分だけでなく、上乗せして値上げする施設が少なくない。出産育児一時金の引き上げも見込まれるが、当面は妊婦側の負担が増す。施設側は「新たな制度の事務経費をはじめ、お産の安全性を確保するコストが増大している」と理解を求めている。  1月に始まった補償制度は出産時の事故で脳性まひの赤ちゃんが生まれた場合、妊婦側に総額3000万円が支払われる。掛け金(出産一件当たり3万円)は施設が支払う仕組みで、分娩料に転嫁されている。  仙台市内では分娩を扱う17カ所のうち、9カ所が3万円に1万―5万円をプラスし、4カ所が値上げを検討中だ。  東北大病院は2005年から据え置いていた分娩料を8万円引き上げた。妊婦側に説明する概算の出産費用は「40万―50万円」から「5

  • 河北新報ニュース 保育所民営化 父母会が仙台市を提訴へ

  • http://www.kahoku.co.jp/news/2008/05/20080518t11022.htm

    hoiku
    hoiku 2008/05/20
    >施設長を「保育所での勤務が10年以上」かつ「施設長か主任保育士としての勤務が3年以上」と規定。保育所勤務が5年以上、3年以上の保育士をそれぞれ3割以上置くこと
  • http://www.kahoku.co.jp/news/2006/03/2006031001003324.htm

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