乳幼児を連れて外出した際、安心しておむつ交換や授乳ができる場を提供する宮城県名取市の「赤ちゃんの駅」事業が12月、スタートした。 サービスを提供するのはJR名取駅の市コミュニティプラザや市文化会館、市民体育館、市図書館、認可保育所、児童センター、公民館など計32カ所の公共施設。「赤ちゃんの駅」と書かれたシンボル旗が目印となる。 サービス内容は施設によって異なるが、(1)おむつ交換用スペース(2)授乳スペース(3)ミルク用のお湯―を提供する。専用部屋がない場合は、空き部屋で対応することもある。交換したおむつやごみは利用者が持ち帰る。 事業は「気軽におむつ換えや授乳ができる環境がほしい」という市民の声を受け、市が本年度初めて予算化。既存施設を有効に活用するため、縦47センチ、横30センチのシンボル旗100枚を製作した。 県によると、同様のサービスは県事業の「みやぎっこ応援サイト」で店舗