夕方、薄暗くなってから、小学生の男の子が表通りを自転車で道を走っていたら、男につけられた。 男は、小学生が路地に入り込んだところで追いついて、「ねえ、ちょっといい?」と声を掛けた。 男の子は、怖くなって、全力で逃げた。 男は、追ってはこなかった。 というふうな内容の不審者情報が学校から配られたとする。 実は、ほぼ実話なのだけれど、元本が今見つからないので、記憶をもとに再構成。 で、これを読んだ時、ドキっとした。 その時間、ぼくは家にいたから、自分ではないよな、とアリバイを確認(笑)。 でも、笑い事ではないのだ。 この不審者は自分であってもおかしくないと思うから。 たとえば、こんなシナリオ。 車通りの多い道を小学生が、かなり強引に横断するのを目の前で見たとする。 あるいは、乱暴運転の子どもがいて、自分の自転車と接触しそうになったとする。 ぼくはたぶん、声を掛けるだろう。 ちょっと