ブックマーク / torumakabe.github.io (7)

  • Kubernetes DeschedulerでPodを再配置する

    何の話か KubernetesのSchedulerはPodをNodeに配置しますが、配置後に見直しを行いません。Nodeの追加や障害からの復帰後など、再配置したいケースはよくあります。Deschedulerはポリシーに合ったPodをNodeから退出させる機能で、SchedulerがPodを再配置する契機を作ります。Incubatorプロジェクトなのですが、もっと知られてもいいと思ったのでこの記事を書いています。 機能をイメージしやすいよう、実際の動きを伝えるのがこの記事の目的です。Azure Kubernetes Serviceでの実行結果を紹介しますが、他のKubernetesでも同様に動くでしょう。 Deschedulerとは @ponde_m さんの資料がとても分かりやすいので、おすすめです。この記事を書こうと思ったきっかけでもあります。 図で理解する Descheduler これを

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    hoisjp 2019/08/30
  • Azure Kubernetes Serviceでシークレットを管理する6つの方法

    何の話か Kubernetesでアプリケーションが使うシークレットを扱うには、いくつかのやり方があります。地味ですが重要な要素なので、整理しましょう。この記事では主にDB接続文字列やAPIキーなど、アプリケーションが必要とする、限られた人のみが扱うべき情報を「シークレット」とします。 それぞれの仕組みには踏み込まず、どんな課題を解決するか、どのように使えるか、その効果を中心に書きます。それでもちょっと長いですがご容赦ください。 Azure Kubernetes Serviceを題材にしますが、他のKubernetes環境でも参考になると思います。 6つの方法 以下の6つの方法を順に説明します。 アプリケーションに書く マニフェストに書く KubernetesのSecretにする Key Vaultで管理し、その認証情報をKubernetesのSecretにする Key Vaultで管理し、

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    hoisjp 2019/06/18
  • 作りかけのAKSクラスターにTerraformで追いプロビジョニングする

    何の話か CLIやポータルで作ったAKSクラスターに、後からIstioなどの基盤ソフトや運用関連のツールを後から入れるのが面倒なので、Terraformを使って楽に入れよう、という話です。アプリのデプロイメントとは分けられる話なので、それには触れません。インフラ担当者向け。 動機 Azure CLIやポータルを使えば、AKSクラスターを楽に作れます。加えてAzure Monitorとの連携など、多くのユーザーが必要とする機能は、作成時にオプションで導入できます。 ですが、実際にAKSクラスターを運用するなら、他にも導入したいインフラ関連の基盤ソフトやツールが出てきます。たとえばわたしは最近、クラスターを作る度に、後追いでこんなものを入れています。 Istio Kured (ノードOSに再起動が必要なパッチが当たった時、ローリング再起動してくれる) HelmのTiller (helm ini

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    hoisjp 2019/04/26
  • Azureのリソースグループ限定 共同作成者をいい感じに作る

    共同作成者は、ちょっと強い Azureのリソースグループは、リソースを任意のグループにまとめ、ライフサイクルや権限の管理を一括して行える便利なコンセプトです。 ユースケースのひとつに、“番とは分離した開発向けリソースグループを作って、アプリ/インフラ開発者に開放したい”、があります。新しい技術は試行錯誤で身につくので、こういった環境は重要です。 なのですが、このようなケースで、権限付与の落とし穴があります。 サブスクリプション所有者が開発用リソースグループを作る スコープを開発用リソースグループに限定し、開発者に対し共同作成者ロールを割り当てる 開発者はリソースグループ限定で、のびのび試行錯誤できて幸せ 開発者がスッキリしたくなり、リソースグループごとバッサリ削除 (共同作成者なので可能) 開発者にはサブスクリプションレベルの権限がないため、リソースグループを作成できない 詰む サブスク

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    hoisjp 2018/02/04
  • Azure Event GridでBlobイベントを拾う

    Event GridがBlobに対応 Event GridがBlobのイベントを拾えるようになりました。まだ申請が必要なプライベートプレビュー段階ですが、使い勝手の良いサービスに育つ予感がします。このたび検証する機会があったので、共有を。 プレビュー中なので、今後仕様が変わるかもしれないこと、不具合やメンテナンス作業の可能性などは、ご承知おきください。 Event GridがBlobに対応して何がうれしいか Event Gridは、Azureで発生した様々なイベントを検知してWebhookで通知するサービスです。カスタムトピックも作成できます。 イベントの発生元をPublisherと呼びますが、このたびPublisherとしてAzureのBlobがサポートされました。Blobの作成、削除イベントを検知し、Event GridがWebhookで通知します。通知先はHandlerと呼びます。P

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    hoisjp 2017/09/06
  • Docker for WindowsでインストールレスAzure CLI 2.0環境を作る

    Azure CLI 2.0版です Docker for WindowsでインストールレスAzure CLI環境を作る、のAzure CLI 2.0版です。Azure CLI 2.0の一般提供開始に合わせて書いています。 動機 Docker for Windows、もっと活用しようぜ がんがんアップデートされるAzure CLI2.0をいちいちインストールしたくない、コンテナ引っ張って以上、にしたい 開発端末の環境を汚したくない、いつでもきれいに作り直せるようにしたい WindowsPythonのバージョン管理するのつらくないですか? コンテナで解決しましょう ○○レスって言ってみたかった やり口 もちろんDocker for Windows (on Client Hyper-V) を使う いちいちdocker run…と打たなくていいよう、エイリアス的にPowerShellのfuncti

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    hoisjp 2017/08/18
  • 書評: Site Reliability Engineering

    英語だけどぜひ読んでほしい Site Reliability Engineering: How Google Runs Production Systems 参考になったのでご紹介。Googleのインフラ/Ops系技術チームの働き方や考え方を題材にしたです。GoogleのSREについては断片的に知っていたのですが、まとめて読むと違いますね。背景やストーリーがあって、理解しやすいです。 共感できるネタがどんどん繰り出されるので、一気読みしました。読み込みが浅いところもあったので、改めて読む予定。 以下、印象に残ったこと。 Site Reliability Engineering teamは、インフラ/Ops担当であるが、Unix内部やネットワークなどインフラの知見を持つソフトウェアエンジニアの集団。自分たちのオペレーションを効率的に、迅速に、確実にするために、コードを書く。 インシデント対

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    hoisjp 2016/03/28
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