企業と消費者が直接接触する機会は、今後ますます増えていく。iPadのようなタブレット端末、そしてその上で稼働する専用アプリは、企業のマーケティングやプロモーションを大きく変える可能性を秘めている。iPadの活用事例を中心に、企業コミュニケーションの未来を考察する。 本連載「デジタルPRの仕掛け方」では、デジタルPR(デジタル領域に精通したプロモーション手法)の定義や事例を紹介してきた。最終回は、「2011年のデジタルコミュニケーション」というテーマで企業のマーケティングやプロモーション活動の未来を考察してみたい。 テレビや新聞、雑誌といったメディアがデジタル化していく。家でテレビを見る、電車に乗る、街を歩くといったライフスタイルの中で、われわれは好むと好まざるとにかかわらず、デジタルを介して情報やコンテンツに接触する。この変化をつかむことは、企業と消費者のコミュニケーションを考えるためには
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