NHK広島放送局が昨年、原爆被害を伝えるため運用したツイッターの投稿が差別をあおったと批判された問題を巡り、広島弁護士会は18日、投稿が在日コリアンに対する差別を誘発したと認定し、発信方法に配慮するよう求める要望書を同局に提出した。 ツイッターは「もし75年前にSNS(会員制交流サイト)があったら」という設定で、1945年8月20日に起こった出来事として投稿した「朝鮮人だ!」「乗客を窓か…
「フジロックはネームこそ大きいが巨大な自治だ」とマヒトは綴る。フジロックはそういう場所だ。主催が必要以上のルールを設けずに、観客たちが場内で働くスタッフたちと共に育ててきたフェスでもある。ゆえに、個人情報の提供まで求める今年の感染症対策における無数のルールには驚く。 アーティストとスタッフには2度のPCR検査(直前の検査は抗原検査でした。申し訳ありません。)が義務づけられている。陽性ならばもちろんのこと、検査の提出を忘れた場合でも入場できないという大変厳しいルールが敷かれている。検温以外で、このような検査が義務付けられたフェスは経験がない。 随分とフジロック側に立った言葉だと思うかもしれない。実際にそういう甘さが自分にはないとは言えない。しかし、彼らの努力は周知されてもいいと思う。それとは別に、開催そのものの是非や感染症対策の方法についての議論は、自由に行われるべきだとも思う。 何かを書か
先日、藤田孝典さんという反貧困アクティビストの方とSNS上でちょっとしたやり取りがあった。ほんの数往復のやり取りだが、争点は「反差別運動の闘争手段として『キャンセル』のような私刑を選択することの是非」であったように思う。 「我々の私刑が怖ければ我々に従え」というメッセージ、それ本気で発信してるんですか?タリバンと全く同じことしてますよ藤田さん。司法には正統性が要る。 https://t.co/CzKfiBtabp — 小山晃弘(狂) (@akihiro_koyama) August 17, 2021 我々に従え、ではなく、恐怖を心に留めておくことで、新しい規範が確立します。こうやってはいけないことなのだ、という規範です。規範ができれば、人々の行動原理に変化も起きます。 https://t.co/VI0fZbKLUo — 藤田孝典 (@fujitatakanori) August 17, 2
タイガースを中心に通算254勝し野球殿堂入りしたジャック・モリス氏の大谷翔平投手への差別的発言を巡って、中継した「バリースポーツ・デトロイト」が18日(日本時間19日)、同氏の放送業務の無期限停止を発表した。 【写真】ユニ姿が似合う!渡辺直美、エンゼルス大谷翔平“生観戦”に興奮 17日のタイガース・エンゼルス戦の6回の大谷の打席で、大谷に対する対策として「ベリー、ベリー、ケアフル(非常に非常に、慎重に)」と答えた。その際、日本人をまねたアクセントだったことが差別的だと受け取られ、SNSなどで批判が殺到していた。 「バリー・スポーツ・デトロイトは、昨夜のタイガースの試合中にアナリストのジャック・モリスが行った発言に非常に失望しており、無期限に停止する。彼のコメントの影響と、彼が多様なコミュニティでどのように前向きな影響を与えることができるかについて彼を教育するためにバイアストレーニングを受け
1年前の「モデルナ」は、儲からない企業だった。市販製品はなく、有望な技術はひとつあったが、まったく実証されていなかった。開発中の試験薬やワクチンで、大規模な臨床試験を完了したものもなかった。 メッセンジャーRNA(mRNA)ベースの新型コロナワクチンが第III相臨床試験に入ろうとしていたが、それが従来の確立した技術にどこまで肩を並べられるかという点で、専門家の見方は分かれていた。 そのモデルナが2021年は、10億回分の新型コロナワクチンを供給し、190億ドル(約2兆800億円)の収益を上げる可能性がある。既存の大企業による買収もなく、利益分割の対象にもならずに成功した、珍しいバイオテック企業になったのだ。 市場価格(7月14日に初めて約11兆1000億円に達した)では、「アスピリン」を開発したドイツの「バイエル」や、同じバイオテック企業で創業が30年早い「バイオジェン」といった手堅い企業
アフガニスタンの首都カブールで取材に応じた故アフマド・シャー・マスード元国防相の息子、アフマド・マスード氏(2019年8月25日撮影)。(c)WAKIL KOHSAR / AFP 【9月3日 AFP】アフガニスタンでムジャヒディン(聖戦士、Mujahideen)の司令官として旧支配勢力タリバン(Taliban)に対抗し、尊敬を集めたアフマド・シャー・マスード(Ahmad Shah Massoud)元国防相が暗殺されてから18年が過ぎた。その一人息子が今、父の使命を引き継ぐため、アフガンの混迷した政治の舞台に身を投じようとしている。 米政府とタリバンが和平合意に至れば、米軍はアフガニスタン駐留部隊を大幅に削減するとみられている。これに対しマスード元国防相の息子、アフマド・マスード(Ahmad Massoud)氏(30)は、反タリバン勢力を奮い立たせ、血気盛んな戦闘員らがイスラム強硬派の新たな
「なかったこと」にしてはいけない 小田急線内での事件の報道の後、ずっとこの事件のことを考えている。物書きとして、私はこの事件について書くべきだ。でもどうしてもうまく書けない。 ショック、混乱、怒り、悲しみ、絶望……いろんな感情があふれて文章がまとまらない。でももう、まとまらなくていいやと思った。 うまく書けないけれど、私はこの事件について書く。なぜなら、絶対に忘れ去られてはいけないから。日々のさまざまなニュースに紛れて「なかったこと」にされてはいけないから。 被害者の女性は、一生忘れられない体と心の傷を抱えて生きていくのだろう。今後電車に乗れなくなったり、通学や出勤ができなくなる可能性もある。そうやって突然人生を壊されたのだ、ただ電車に乗っていただけなのに。 こんなひどい事件は許せない、二度と繰り返してはいけない。この文章を読んでいるあなたもきっとそう思っているだろう。 であれば、どうすれ
ゴルバチョフ元ソ連大統領(90)は17日、北大西洋条約機構(NATO)によるアフガニスタンへの軍展開は最初から成功の見込みがなかったと述べた。資料写真、2019年5月、モスクワで撮影(2021年 ロイター/Maxim Shemetov) [モスクワ 17日 ロイター] - ゴルバチョフ元ソ連大統領(90)は17日、北大西洋条約機構(NATO)によるアフガニスタンへの軍展開は最初から成功の見込みがなかったと述べた。ソ連最後の指導者だったゴルバチョフ氏は10年にわたるアフガン介入の失敗を受け、1989年のソ連軍撤退を主導した。
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