HOME / 特集 / 【わたしの転機】料理家・くしまけんじさん「少しだけ遠回りして気づいたこと。つくりたいのは、“お母さんの料理”」 ライター 本城さつき 写真 キッチンミノル ターニングポイント=転機とは、生き方に変化が起きたポイント。このシリーズでは、人生の中で誰もが必ず迎える転機をテーマに、お話をうかがっています。 今回ご登場いただくのは、料理家のくしまけんじさん。東京・西荻窪で「食堂くしま」を営むくしまさんは、料理教室や学校へ通ったり、食堂の厨房で働いたり、イタリアを旅して家庭のごはんを教わったりしながら料理の腕を磨いてきました。 素材と向き合いていねいにつくられるごはんには、決して派手さはありません。でも、口に運んだとたん体も心もほぐれるような健やかな味を求め、今日も多くの人がお店にやってきます。取材前に訪れたある日も、野菜をたっぷりと使ったお皿の数々が、寒さに縮こまった心身に
![少しだけ遠回りして気づいた、自分が本当にやりたかったこと。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d099902524464202ff8cd1da7ec04e7bb87b8696/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fhokuohkurashi-note.imgix.net%2Fblog%2Fuploads%2F2016%2F02%2F3a49a804adc6ffbb4ee9e5010f62794b.jpg%3Fauto%3Dformat%252Ccompress%26cs%3Dtinysrgb%26q%3D60)