日本や米国など、参加12カ国のGDP(国内総生産)の合計が世界の40%を占めるTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉が大筋合意したことで、韓国と中国が焦っている。不参加のはずだった韓国は参加を模索し始め、中国は冷静を装いながらも高い関心を示しているのだ。ただ、両国が参加するハードルは相当高そうだ。 「(TPPに)参加する方向で検討していく」 韓国の崔●(=日の下に火)煥(チェ・ギョンファン)経済副首相兼企画財政相は6日、国会の委員会で、こう語った。 崔氏は、2国間の自由貿易協定(FTA)締結の進捗状況では「韓国が日本よりはるかに優位」とも説明したが、日米主導の巨大な自由貿易圏が誕生することは、日本の逆転満塁ホームランを許すことになりかねない。韓国の孤立化も浮き彫りにさせた。 ただ、「反日」国家ゆえか、崔氏は「TPPにより日本が多少有利になる面もある」と歯ぎしりするような発言を続けた。 同
![韓国、TPP完全出遅れに歯ぎしり 朴政権に非難集中 AIIBにも影響必至](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3e6ffd79afd7b3bd09b620c2bd9832aa08502c09/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.zakzak.co.jp%2Fimages%2Fsns%2Fzakzak.jpg)