フランクフルトに所属する日本代表MF乾貴士が、冬季休暇を終えて日本からドイツに入国する際、税関で取り調べを受けたようだ。ドイツ紙『ビルト』が伝えている。 同紙によれば、乾は3日にフランクフルトの空港に到着した際に税関で空港職員から申告するべきものを問われ、「ない」と返答。ところが、職員が乾の腕時計を指摘した。 ドイツでは、430ユーロ(約4万9000円)以上で新規購入したものを持ち込む際は、税金を支払う義務が発生。通訳がいない状況だった乾は、意図的に税金の支払いを逃れようとしていると見なされ、取り調べを受ける結果になったと伝えられている。 乾の通訳は同紙に、「時計は、2年以上前に家族からプレゼントされたものなんだ。乾は、フランクフルトで税金を支払う必要があることを知らなかったよ。通訳を呼べずに、1時間以上の足止めを受けていたんだ」とコメント。なお、3000ユーロ(約35万円)と見られ