政府閉鎖で米ワシントンにある第2次世界大戦記念碑がある広場も立ち入り禁止となった=1日午前10時ごろ、ランハム裕子撮影 【ワシントン=行方史郎、五十嵐大介】2014会計年度(13年10月〜14年9月)の暫定予算が成立せず、連邦政府の一部閉鎖が始まった米国では1日、約80万人の職員が自宅待機に入った。全ての国立公園が閉鎖され、政府機関の一部ホームページが閲覧できなくなるなど、影響が広がった。 【写真】米ワシントンのリンカーン記念館の前には「すべての国立公園が閉鎖となります」と書かれた看板がかけられ、立ち入り禁止となった=1日午前8時20分ごろ、ランハム裕子撮影 米航空宇宙局(NASA)では全米約1万8千人の職員の97%が自宅待機となった。ワシントンにあるNASA本部では、出勤した職員が午前10時ごろには帰宅し始めた。会計部門で働く男性職員(55)は「国会議員は予算や法律を通すために選ばれた