ご存じの通りマイクロソフトは、HoloLensから連なる戦略のひとつとして、Windows 10に「Mixed Reality」(MR)を組み込む準備を進めている。先日行われた大型アップデート「Creators Update」ではその基盤が搭載されたものの、Windows MRを使うために必要である、肝心の「対応HMD」はまだ提供されていない。 Creators Updateに含まれている「Windows MR」である「拡張現実ポータル」。今はHMDがないため、シミュレータとしてしか動かない。 マイクロソフトはHP、ASUS、Lenovo、Dell、Acer、3Glassesの6社から対応HMDが登場する、とアナウンスしており、開発者向けとして、GDCなどでAcer製HMDをデモしてきた(ニュース記事)。しかし、実際の使用感を試せる機会は非常に少なく、開発者の中でもWindows MR対応
HoloLensの次のMRはこれ。Acer×Microsoftの「MRも対応するVRゴーグル」とは?2017.05.11 18:327,400 そうこ コンピューターを使うのはデスクの前のみという時代から、パタンと折りたたんでカフェでも公園でもどこへでもコンピューターを持ち運べるのが現代。では次世代は? コンピューターを「持ち運ぶ」という考えは古いものになるかもしれません。これからのコンピュータは「身につける」のが主流になるのかも…。 米Gizmodo編集部のMichael Nunez記者が、ニューヨークのとあるラボにて、Acer × Microsoftのヘッドセットを体験してきました。今はまだ開発者キットしかありませんが、今年の年末商戦に合わせての発売が期待されているとか。 このヘッドセットは、Oculus RiftやHTC Viveの対抗馬で、VRヘッドセットなのですが、Microso
米Microsoftは5月10日(現地時間)、米ワシントン州シアトルで年次開発者会議「Build 2017」を開催した。本稿では、初日の基調講演で発表された主なトピックを時系列で紹介する。約3時間にわたる基調講演の録画はこちらで視聴できる。 まず登場したサティア・ナデラCEOは若い日の自身の写真を表示し、Build 2017はMicrosoftとテクノロジーの過去、現在、将来について語る場だと説明した。 同氏は「私は楽天家だが、『1984』のようなディストピアが現実になる可能性もある」と語り、「われわれは人々をテクノロジーで支援しなければならない。テクノロジーは広範な影響を与えられるものだから、テクノロジーへの信頼を築く必要がある」などと語った。 Windows 10のアクティブユーザーは5億人 同氏はWindows Storeについての説明の中で、「Windows 10」のアクティブユー
MicrosoftのHoloLensが日本でも入手可能になったようだ。さっそく入手した人が身近にいたので体験させてもらったが、結論をいうと、10年早かった。 HoloLensは、一見するとバカバカしいまでに巨大で無骨なサングラスだ。そのレンズに投影することにより、あたかも空間上に物体があるかのように錯覚させることができる。空間上のある場所にウインドウや3Dモデルを設置すると、その場所に固定される。HoloLens装着者は空間に固定された表示物を好きな距離、好きな角度から見ているように錯覚する。 HoloLensがどのように空間を把握しているかというと、主に赤外線による深度センサーを用いて回りの深度を把握しているようだ。それにしても装着者の動きに追随する性能がすばらしく、ズレを一切感じさせない。 HoloLens風のコンピューターの性能が上がれば、通常のコンピューターの補助的に使うのはありで
米マイクロソフトは米国時間の5月10日、シアトルで開催中の開発者会議「BUILD 2017」にて、カメラを使ってハンドジェスチャーを認識するための技術「Project Prague」を公開した。 マイクロソフトは今年のBUILDにてカメラをマシンビジョンとして使う技術を多数披露しており、1日目の基調講演でもカメラを使って工具と利用する社員の関係を管理するデモを行った。それとはまた別に、マイクロソフトのコグニティブ(認知)サービスのひとつとして、実験的な用途を開拓する「Cognitive Service Labs」の中で開発が進められているのがProject Pragueである。 Project Pragueのコンセプトビデオ。 Project Pragueは、ハンドジェスチャーを「PCの様々な操作に汎用的に使う」ことを目的としたフレームワークだ。デモンストレーションはインテルの「RealS
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く