報道機関や気象事業者60社で、2009年3月9日未明から一部の気象情報を報道できない状態が続いている。午後2時時点で完全復旧はしていない(図)。 ダウンしたのは、気象庁が収集した気象データを報道機関などに配信する「電文形式データ配信システム」。気象庁から報道機関などに地震・津波、注意報・警報、予報、観測データなどが配信できなくなった。同システムは財団法人の気象業務支援センターが管理している。 気象業務支援センターによれば、電文形式データ配信システムは二重化しているが、何らかの原因によって予備系への切り替えができなかったという。
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