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ブックマーク / highlandview.blog.fc2.com (4)

  • 「ふっかつのじゅもん」全無視事件と「ドラクエ文体」小説の衝撃 <初代『ドラゴンクエスト』徒然草>

    なぜか今、特に脈略もなくゲーム『ドラゴンクエスト』の話。 『ドラゴンクエスト』公式サイトへ 私は初代『ドラゴンクエスト』をリアルタイムで体験した世代だが、シリーズとしては6までしかプレイしていない(つまりSFCまで)。 「RPG」という言葉や存在を知ったのは恐らくや雑誌(ベーマガとか)で、それは『ドラゴンクエスト』より少し前のことだと思うが、実際に自分で購入しクリアまでした最初のRPGは『ドラゴンクエスト』のはず。 そんな私がこれからする話は、当然ながら今更ゲームシステムや物語の考察でもなく、作品レビューでもなく、『ドラゴンクエスト』にまつわるいくつかの思い出話になる。 無知な素人が例えば、ゲーム歴史とか革命とか、やたら大きなものを語っても意味のあるものにはならないだろう。 ということで要するに“『ドラゴンクエスト』思い出語り”をするわけだが、個人が今更『ドラゴンクエスト』の話をWeb

    honeybe
    honeybe 2023/03/06
  • モビルスーツ・ガンダムは宇宙に命を流して、宇宙に流れた命を見つける <アムロの父テム・レイと彼がつくった兵器“ガンダム”による救済と鎮魂>

    ※「え? 父の日……?」と戸惑いの諸兄へ 記事は父の日(6/20)用に準備していたものだが、諸事情により遅れに遅れたことを読者諸兄には謝らなければなるまい。ただ「父の日の気分で書いたんだな。そのつもりで読むか」程度のことは、当ブログの読者であれば可能であろうし頼まれなくてもやって頂きたい。 ということで今回の主役はテム・レイですが、その前に私自身の父の話を前座として少しだけ。 私の父は1年半ほど前に自宅で倒れ、小脳梗塞で入院。 一時は、ICUみたいな所に入っていましたが、幸い一命はとりとめ普通の病棟に移りました。 ただ入院初期には、脳の異常がなせるわざなのか、幻覚や奇妙な言動がいくつか見られました。 「気をつけろ! ロシアが俺を拉致しに来るぞ」 「今、筆を持てばダ・ヴィンチを越えるものが描ける」 普段とは明らかに異なるレベルの高い発言に、我々家族はそれを爆笑7、心配2、マジヤバ困惑1、程

    honeybe
    honeybe 2021/09/24
  • カミーユにMk2を譲れと迫る、ベルトーチカの必然 <『Zガンダム』と『エルガイム』の主人公たち>

    "The world around you is not what it seems." (あなたの周りの世界は、見えたままとは限らない) Googleが提供する位置情報ゲームIngress(イングレス)」。 現実世界をゲームフィールドにした、世界規模で行う陣取りゲームです。 私はプレイしてないのですが、話題になっていますね。 ある神秘的なエネルギーがヨーロッパの科学者チームにより発見されました。その力の起源や目的は未知ですが、研究者の中には、この力が我々の思考に影響を及ぼしていると考えている者もいます。我々はそれをコントロールしなければなりません。さもなければ、それは我々をコントロールするでしょう。 「エンライテンド(覚醒者)」はエネルギーが我々に与えるものを受け入れようとしています。 「レジスタンス(抵抗勢力)」は人類に残されたものを守り、保護するために戦っています。 このような設定

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    honeybe 2014/09/16
  • 通過儀礼を終えたあとの一刻館で、2人は生きていく<『めぞん一刻』感想戦>

    今回は、いつもの富野アニメではなく、久しぶりにマンガを題材にしたおはなし。 といっても、単に考える題材がマンガだというだけなので、「物語」というものに興味があれば楽しんで頂けるかも知れません。いつものように、めんどくさい長文だけども。 題材の連載時期などを考えると、結局いつもどおり、昭和の紳士淑女諸君にだけアプローチしている気もしますが、それがどうしたアッテンボローの精神で進めていきたいと思います。(結局、全ての表現が昭和) マンガ原作者として『魍魎戦記MADARA』シリーズや『多重人格探偵サイコ』などを手がけた大塚英志。 私は彼の作ったフィクションにはあまり興味が無いのだけれど、批評家・評論家としての物語論は好きで、昔からあれこれ読んで、大きな影響を受けたりもしました。 その大塚英志がマンガ『めぞん一刻』について昔から何度もくり返し書いていることがあり、そのテキストに出会う度に私は、ペー

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    honeybe 2014/04/07
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