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ブックマーク / kazenotori.hatenablog.com (35)

  • ライトノベル・オールタイム・ベスト100を考える - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    オールタイムベストって「自分が好きな作品」を選ぶか「客観的に重要な作品」を選ぶかでかなり性質が違ってくると思うんですが、そもそも「自分が好きな作品」なら毎年の個人的ベスト10をまとめればいいだけだし、「客観的に重要な作品」を選ぶならアニメ化リストを見ながら売れてそうな作品を選ぶだけなので、あんまり面白くないんですよね。 と思いつつ、まあ何事も経験だし、いったん100作品挙げてみるか、ということでリストアップしてみました。大変でした。 いや100作品って中途半端なんですよ。まずパッと思いつく作品を並べてみたら60作品くらいだったんですよ。んで気合を入れて候補をリストアップしたら140作品くらいになったわけですよ。だからもう極端に言えば「同率61位が80作品ある」みたいな感じなんですよね。今日寝て明日起きたらぜんぜん別のリストを作っているかもしれない。その程度のものです。 ちなみに私がリアルタ

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    honeybe 2024/04/15
  • まだ「ラノベレーベルから出てるのがラノベ」とか言ってるの? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「ラノベレーベルから出てるのがラノベ」論(以下「レーベル論」)、この明らかにトートロジーな言説が世間に広まったのは、とある横光三国志コラのせいだったと記憶しています(もちろんレーベル論自体はそれ以前からありましたが)。どこが初出なのかもわからないのでリンクは貼りませんが、そのセリフをいくつか引用してみましょう。 最初に断言しておきます。ライトノベルというのは文章の内容ではなくレーベルによる分類です! SFやミステリのような内容によるジャンル分けとは根的に異なるのネ。 「ジャンル分けではない」というのは正しいですね。SF・ミステリ・ファンタジー・ホラーなどはジャンルの分類ですが、ライトノベルはさまざまなジャンルを含んだプラットフォームなので、コンテンツとしては「漫画」や「アニメ」などと横並びのカテゴリになります。ただし、「小説」という大カテゴリのなかではサブカテゴリ的に扱われている、という

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    honeybe 2024/03/18
  • 2023年ライトノベル10大ニュース - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    MF文庫Jの2022年の紙書籍の売上が電撃文庫を超える prtimes.jp ラノベ業界では長らく電撃文庫がナンバーワンであり、それがずっと意識に刷り込まれていたので、これはなかなか衝撃的なニュースでしたね。おそらく電撃文庫の看板作品である『SAO』や『86』の新刊があまり出なかったことと、MF文庫Jの看板作品『ようこそ実力至上主義の教室へ』がアニメ第2期の放映で爆発的に売り上げを伸ばしたこと、MF文庫Jのボカロ小説が好調だったことなどが要因としてあるのだと思われます。 なお電子書籍の売上を加味するとまだ電撃文庫のほうが上らしいです。 ラノベVtuber山らの」が電撃文庫編集者となって大復活 www.youtube.com 昨年、大学卒業とともにVtuberを卒業していた山らのさんが、KADOKAWAに就職して電撃文庫の編集者となりVtuberとしても復活。Vtuber業界全体を見渡

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    honeybe 2023/12/30
  • 「男女あべこべ」「貞操逆転」ジャンルはどのように生まれたのか - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    男女あべこべ」あるいは「貞操逆転」などと呼ばれるジャンルがある(以下「貞操逆転」で統一する)。 いわゆる「性転換」や「とりかへばや」などとは異なり、男女の社会的役割や倫理観がまったく逆転している世界を描くもので、特に性的な価値観の逆転により「女性が性に積極的」「男性は性に消極的」という描写が重視されている。ジェンダーSF的に描かれることもあれば、ただ単にそういうシチュエーションでエロを書きたいだけのこともある。というか現在のところは後者のほうが圧倒的に多い。 この記事では、そうした「貞操逆転」というジャンルがどのように発展してきたかを考えるために、備忘録程度にだが代表的な作品をまとめてみたいと思う。 沼正三『家畜人ヤプー』 EHSは女権制国家であり、EHSは女系の女子によって相続される女王による君主制国家である。政治や軍事の大権は女性のみが持つ。人間(白人)の女性に代わって出産をする子宮

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    honeybe 2023/08/21
  • ライトノベル衰退論に対する雑感 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    ラノベの市場規模の話を突き詰めていくと「いったいどこまでをライトノベルと見なすか?」ということが問題になってくる。ラノベの市場規模を調べるのは難しい。なぜなら「ライトノベル」と見なされる範囲が変動するからである。ラノベの市場規模の発表をしているのは、主に「出版科学研究所の出版指標」と「ORICONエンタメ・マーケット白書」であるが、彼らが定める「ライトノベル」の基準は明らかにされていない。 たとえば「ライト文芸はライトノベルに含まれるか?」という問いは非常に繊細な政治的問題を孕んでいる。私自身は間違いなくライトノベルに含まれると思っているが、「ライト文芸はライトノベルではない」と考えている人も多い。おそらく市場規模の調査においても「ライト文芸」はライトノベルに含まれていない。というか含めると収拾がつかなくなるのだろう。イラスト付きの一般文芸などいまやありふれている。どこまでがライト文芸なの

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    honeybe 2023/07/01
  • もうラノベのこと「キャラクター小説」って言うのやめない? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    はじめに 「キャラクター小説」。ライトノベルを説明するときによく使われる言葉ですが、例によって定義は曖昧です。そこで「キャラクター小説」の初期の定義を確認し、そこからどのように用法が派生していったかを探り、そして「もう使わんほうがいいんじゃね?」という結論に持っていく、というのがこの記事の主旨となります。 そもそも「キャラクター小説」という言葉がよく知られるようになったのは大塚英志『キャラクター小説の作り方』からだと思うので、そこでの「キャラクター小説」の説明を最初に引用します。 ただし、大前提として『キャラクター小説の作り方』が刊行されたのは2003年(というか2000年からザ・スニーカーで連載されたコラムをまとめたもの)であり、『ハルヒ』ブームなどを経てライトノベルが急拡大していく直前、まだ「ライトノベル」が未成熟でどのように発展していくかわからない、「ライトノベル」という呼称すら十分

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    honeybe 2023/06/21
  • 『LOOP8』発売直前! 芝村裕吏が書いた最近のラノベを読もうのコーナー! - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    かつて『ガンパレード・マーチ』というゲームがありました。伝説のゲームです。愛すべき個性的なキャラクターたち。簡素だが自由度の高さを感じさせる箱庭的なプレイフィール。膨大な世界設定を背負った謎めいたストーリー。私も非常に楽しませていただきました。 その『ガンパレード・マーチ』のゲームデザイナーである芝村裕吏氏が開発に参加したゲーム『LOOP8(ループエイト)』が2023年6月1日に発売されます。ガンパレのゲームシステムを踏襲したRPGということです。いえーい。買うぜ。というか買ったぜ。DL版を事前購入したぜ。 loop8.marv.jp なんかインタビューとかも公開されたりして盛り上がっております。 news.denfaminicogamer.jp しかし。 しかしですね。いにしえのオタクほど「芝村裕吏」という人物を信頼していない。悲しいかなそれも事実なんですよね。 というのもガンパレのあと

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    honeybe 2023/05/29
  • 第二次ラブコメラノベブームとは何だったのか - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    はじめに ご存知のとおり、現在のラノベ業界は「ラブコメブーム」真っ盛りです。2000年代に起きたものを「第一次ブーム」とすると、今回は「第二次ブーム」ということになるでしょう。まだまだなろう系の勢いも健在という中で、いかにして「ラブコメブーム」が起きたのか、それはいったいどのようなブームなのか、というところを、個人的な史観をまじえて語ってみたいと思います。よろしくお願いします。 前史「第一次ラブコメラノベブーム」 大雑把には、90年代のラノベ業界はファンタジーやSFが強く、1998年の『ブギーポップは笑わない』を画期として現代ものが流行りはじめ、それを受けて2000年代前半に『灼眼のシャナ』[2002年]や『とある魔術の禁書目録』[2004年]といった異能バトルの流行があり、その後に第一次ラブコメブームが到来した、というのがラノベ史の概略となります。 もちろん90年代〜2000年代前半にも

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    honeybe 2022/12/26
  • 2022年ライトノベル10大ニュース - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    角川歴彦、逮捕 www3.nhk.or.jp ラノベ業界を牛耳るKADOKAWAの会長であり、ライトノベル歴史にも深く関わる存在であった角川歴彦が、東京オリンピック絡みの贈賄容疑で逮捕されました。出版業界的にもラノベ業界的にも激震が走った事件でしたね。まだ裁判も終わっていないのであくまで「容疑者」ではありますが、かつての「角川お家騒動」を考えると、歴史は繰り返すというか何というか、なニュースでした。 12年ぶりにスニーカー大賞の「大賞」が出る sneakerbunko.jp スニーカー大賞の「大賞」はなかなか出ないことで有名であり、しかもかつての受賞者には「吉田直」「安井健太郎」「谷川流」とレーベルの看板を張った作家が並ぶということで、ラノベ新人賞では随一というくらいのブランド力を持っています(そして歴代の受賞者全員が現在はスニーカー文庫で書いていないという呪いもある)。今回の受賞作も宣

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    honeybe 2022/12/26
  • 『このライトノベルがすごい!』のランキングを変えてほしい - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    今年も『このライトノベルがすごい!』が発売されました。既存の作品に贈られる「文学賞」的なものが少ないラノベ業界にあって、最も規模が大きく最も注目度が高いイベントといえるでしょう。 このライトノベルがすごい! 2023 宝島社Amazon んで、毎年思うんですが、やっぱりWeb票って要らなくないですか??? 宝島社の『この○○がすごい!』シリーズは、『このラノ』の他に『このミステリーがすごい!』や『このマンガがすごい!』があるんですけど、その二つはどちらも書評家なり書店員なりの「プロ」「マニア」にしか投票権が無いんですよね。一方で『このラノ』だけは、プロやマニアなどのいわゆる「協力者」の投票の他に、「Web上で誰でも投票できるアンケート」というのが加味されているわけです。 例として(今年の投票結果をいきなりネタバレするのもアレなので)昨年のトップ5を挙げてみます。 2021年のWebアンケー

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    honeybe 2022/11/27
  • ラノベのアニメ化が激増している件 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    どれくらい増えたのか? まずはライトノベルのアニメ化作品一覧 - Wikipediaをもとに、2010年以降のラノベアニメの年間作品数を数えてみました。「テレビアニメ」しか数えていないので劇場版やOVAは除外です。ちなみに「新作」というのは要するにシリーズ二期とか三期とかを除外した数です。2022年の数値はこれから始まる秋アニメの数も加算しています。数え間違いがあったらごめんなさい。 年 ラノベアニメ作品数 うち新作 2010年 13作品 12作品 2011年 19作品 18作品 2012年 25作品 19作品 2013年 31作品 22作品 2014年 27作品 19作品 2015年 27作品 21作品 2016年 19作品 15作品 2017年 21作品 18作品 2018年 26作品 19作品 2019年 23作品 19作品 2020年 19作品 13作品 2021年 35作品 25

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    honeybe 2022/09/12
  • 結局「ダークファンタジー」ってよくわからん問題 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「ダークファンタジーって知ってる?」 と訊かれたら「なんか暗くて怖くて重くて人がたくさん死んでいくような、漫画で言えば『ベルセルク』とか、ドラマで言えば『ゲーム・オブ・スローンズ』とか、ゲームで言えば『エルデンリング』みたいなファンタジーのことでしょ?」と答える人が多いのではないだろうか。 でも「ダークファンタジーってホラーのことだよ」と言われたらどうだろう。確かにそんな用法を見かけることもある気がする。たとえば『呪術廻戦』は公式でそう銘打たれている。 異才が拓く、ダークファンタジーの新境地! 『呪術廻戦』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト あるいは『鬼滅の刃』などもダークファンタジーと呼ばれることが多い。 まずは簡単に、『鬼滅の刃』自体の概要を紹介しよう。作は、「人をう鬼と人間の闘いを描いたダークファンタジー」だ。 【解説】映画鬼滅の刃』に宿る名作漫画への敬愛と「人の弱さ、心の

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    honeybe 2022/08/14
  • 「いいな」と思った最近のライトノベル表紙 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    ふと思いついたので好きな表紙をだらっと挙げていきます。当に素人目で見たときの「いいな」なのでデザインの専門的な解説などはありません。作品内容の良し悪しとも関係ありません。 前回似たようなことをやったときのはこちら。 https://kazenotori.hatenablog.com/entry/2017/06/17/211132 主人公じゃない! こういうのってデザイン的にはなんて言うんでしょう。レトロポップ? 原色が映えて、タイトルのフォントとも合っていて、演劇のポスターみたいで綺麗ですよね。 春夏秋冬代行者 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の作者・暁佳奈の新作なんですが、ただただ純粋に美麗ですよね。強い。上下巻で表紙が繋がってるやつ、みんな大好き。 オーバーライト これもラノベ読みのあいだでは話題になった表紙ですね。「グラフィティ」を題材にした作品だということで、殴り書きしたよう

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    honeybe 2021/05/30
  • 「エタる」の語源 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    はじめに ラノベってエタっても許されるコンテンツでいいな 増田のこの記事をきっかけに、「エタる」というスラング自体の発祥とかの話が盛り上がっていたので、ちょっと当時の5chを発掘してみた。最初は増田に投稿するつもりだったが、思ったよりURLが多くなったのでブログに書くことにする(増田では記事に多くのURLが含まれると投稿が弾かれてしまうのだ)。 「エタる」とは? 「エタる」は「作品が未完のまま終わること」を意味する。「エターる」「エターなる」「エターナる」「エターナル」などの表記揺れがある。 最初は「エターナル」だったのが、「エターナる」と動詞化され、のちに「エターなる」と変換されることが多くなり、それが「エターになる」と解釈されて「エター」と略され、再び動詞化して「エターる」、さらに「エタる」まで短縮されたと思われる。 現在ではWeb小説界隈で使われることが多いが、元はRPGツクール界隈

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    honeybe 2021/03/19
  • ライトノベルの世代分けを考える - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    世代分けって楽しいですよね。 無意味に「第3世代の特徴はこうだ!」などとレッテルを貼ったり、「第1世代の素晴らしさと比べて最近の世代は」「第7世代の面白さを理解できない老害は消えろ」なんてワイキャイと言い争いたいものです。 というわけでライトノベル作品の世代分けを考えてみましょう。 第1世代 ソノラマ・コバルト世代 1977年 高千穂遙『クラッシャージョウ』 1979年 栗薫『グイン・サーガ』 1980年 新井素子『星へ行く船』 1982年 田中芳樹『銀河英雄伝説』 1983年 菊地秀行『吸血鬼ハンターD』 1984年 氷室冴子『なんて素敵にジャパネスク』 ラノベ史のスタンスは「ソノラマ・コバルトから始める」か「スニーカー・ファンタジアから始める」かで大きく分かれる気がしますが、ここではとりあえず「スニーカー・ファンタジア以前」をひと括りに「第1世代」として位置づけようと思います。 ソノ

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    honeybe 2021/02/04
  • なろう系異世界ファンタジー超長文タイトル批判 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    前置き kazenotori.hatenablog.com 長文タイトルにはさまざまな種類があります。なろう系の長文タイトルと、ライト文芸の長文タイトルと、AVの長文タイトルと、ビジネス書の長文タイトルは、それぞれ異なる特徴を備えています。それらすべてを勘案したうえで語ることは困難なので、この記事では「小説家になろう」でよく見られるタイプの長文タイトルに限定して話を進めていきます。 ちなみに、「長文タイトル」ではなく「超長文タイトル」と銘打ったのは、最近になって一段と長文化が進んだように感じるからです。 「小説家になろう」へ2020年に投稿された作品・評価順 「小説家になろう」へ2019年に投稿された作品・評価順 「小説家になろう」へ2018年に投稿された作品・評価順 こうして見ると、2018年の作品タイトルは随分と短く感じるのではないでしょうか(感覚が麻痺しているだけで2018年時点でも

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    honeybe 2020/11/08
  • 最近の「歴史ラノベ」オススメ10選 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    最近のマイブームとして、スペオペと歴史ものがバチクソに来ているので、歴史ものをオススメする記事を書きます。(スペオペを読みたい人は『無双航路』と『一戸建て』を読みましょう) せっかくなので舞台となる時代順にいきます 項羽と劉邦、あと田中 いわゆる楚漢戦争の時代にタイムスリップしてきた「田中」くんが、項羽でも劉邦でもなく、田儋・田栄・田横の三兄弟が治める第三勢力「斉」を舞台にその舌先三寸で活躍する話。つまり「田中(たなか)」でなく「田中(でんちゅう)」というネタ。 全体的にみるとかなり史実に沿いつつ、たとえば漫画『キングダム』でおなじみの名将・蒙恬の命を救ったりする胸熱な歴史改変もあり、またマイナー勢力視点でかなり細かいところまで描かれているので、楚漢戦争のことをぜんぜん知らない人も、けっこう知ってるよという人も楽しめると思います。 董白伝 知る人ぞ知る董卓の孫娘・董白ちゃんとなってしまった

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    honeybe 2020/10/04
    よし。無双航路と一戸建てを読もう(ぉ / 田中と淡海乃海は漫画が面白そうだったので今度小説の方も読んで見る。他も気になるなぁ…
  • 悪役令嬢は「小説家になろう」において如何にして生まれたか? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…1 (一迅社文庫アイリス) 作者:山口 悟発売日: 2015/08/20メディア: 文庫 悪役令嬢とは? 簡単に説明すると、 異世界転生もの/異世界トリップものの一種である 主人公が「乙女ゲームが現実化したような異世界」の「意地悪なライバルキャラ」に転生する 原作ゲームでは「意地悪なライバルキャラ」は最後に没落して死亡したりする なので原作どおりに進まないよう主人公が試行錯誤する といったあたりが基的な趣向である。 また隣接ジャンル的な感じで、 主人公は王子様の許嫁だったのが「メインヒロイン」の登場で婚約を破棄される=婚約破棄 最終的に主人公が幸せになる/婚約破棄した側は不幸になる=ざまぁ といった要素も存在する。 この記事では「悪役令嬢もの」の原型としての「悪女もの」と「乙女ゲー転生」について考えてみたい。 「当事者が昔を振り返

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    honeybe 2020/07/12
  • 「小説家になろう」の読者層は「10代20代が過半数」! - WINDBIRD

    小説家になろう」読者にはオッサンが多い――という噂は、その意外性もあってかよく広まっているのですが(ググってみると「なろう系ラノベの読者層は30代~40代」や「異世界転生ものの読者層は40代の中年男性が殆ど」といったページが引っかかります)、反面、「なろう」運営が実際の利用者データを発表していることはあまり知られていません。 というわけで、こちらが2019年の数字です。 ──ユーザーの年齢層や性別の割合はいかがでしょうか。 平井 ユーザー登録されている方々のデータしかないので、実際に利用されている層とは少々異なるかもしれませんが、割合としては男性が6割くらい。女性は確実なのが3割で性別を入力していない方が1割くらいです(※1)。 年齢層は20代が44パーセントで半分近く、10代が14パーセント、30代が24パーセントと、これでほぼ8割を占める計算になります。あとは40代が12パーセント、

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    honeybe 2019/09/14
  • 原始時代からその6000年後の現代までを描く大河ファンタジー『始まりの魔法使い』の打ち切り回避を祈る - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    『始まりの魔法使い』というライトノベルがあります。 異世界にドラゴンとして転生した男を主人公とするファンタジーです。 そう、ドラゴンです。ドラゴンなので長命です。ほとんど不老不死です。物語は数十年単位で進んでいきます。第一巻は主人公が生まれた年――竜歴0年から始まり、最新の第五巻では竜歴1350年まで来ています。もはや、とてつもない時間が経過しているように思えますが、シリーズ冒頭で示される「現代」は竜歴6050年の彼方にあるのです。なんとも驚くべきスケールではないですか。 主人公は、その長い長い歴史のなかで、さまざまなことを行います。人間たちと共に暮らします。学校を建てて教育を施します。世界の仕組みを研究し、新しい魔法を生み出します。人間以外の種族とも交流します。主人公の教え子たちはやがて主人公を超えるほどの能力を身に着けていきます。ときには恐ろしい敵を生み出してしまいます。戦います。結婚

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    honeybe 2019/05/11