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ブックマーク / satoru-takeuchi.hatenablog.com (17)

  • プログラミングを始めたころとは考え方が全然変わっていることに気づいてびっくりした話 - 覚書

    家にパソコンがはじめて来てから30年くらい、プログラミングを始めてから20年以上が経ちました。その間、IT技術に対する愛は変わらずに、ずっと走り続けてきました。では当時の自分と今の自分で何が違うのだろうと考えてみたところ、めちゃくちゃ変わっていたのでびっくりました。記事では何がどう変わったのか、それを見てなにを思ったかなどを書きます。 昔は次のようなこだわりがありました。 大きなものは一つの仕事をする単純で小さなツールを組み合わせて作るべし ソフトウェアは可能な限り設定可能になっていてほしいし、それを自分の好みになるまでカリカリチューニングしたい 可能な限りすべてキーボードだけで操作できるようになっていてほしい いわゆるUNIX哲学をはじめとして、いろんなやWebサイトなどに強い影響を受けていることがよくわかります。 ところが今は次のように全然違うことを考えています。 トラブルハマった

    プログラミングを始めたころとは考え方が全然変わっていることに気づいてびっくりした話 - 覚書
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    honeybe 2024/01/08
  • ソフトウェア開発者のわたしが好きなコンピュータ以外の本 - 覚書

    2023/8/13 18:20 タイトル変更。「ソフトウェア開発者が好きなコンピュータ以外の」→「ソフトウェア開発者のわたしが好きなコンピュータ以外の2023/8/15 16;20 「敗者のゲーム」から「星を継ぐもの」までを追加 私はソフトウェア開発者です。このブログなり別の場所なりでコンピュータについての参考書を何度なく紹介してみました。記事はそれとはちょっと違って、私がこれまで出会ってきて感銘を受けたコンピュータに関係ないたちを紹介します。紹介順とお気に入り度は連動していません。思いついた順番に書いただけです。 ルワンダ中央銀行総裁日記 銀行家である筆者がルワンダという国の中央銀行総裁を務めていた時期のことについて述べたです。事あるごとに色々なところで紹介される有名ななので、名前は聞いたことがあるとか読んだことがあるとかいう人は多いかと思います。書の凄いところは2つあ

    ソフトウェア開発者のわたしが好きなコンピュータ以外の本 - 覚書
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    honeybe 2023/08/14
  • 一部訳した本の宣伝: 「入門モダンLinux」 - 覚書

    4/6 更新。Amazon上の煽り文を最新化&公式サイトから目次を転載 一部だけ翻訳にかかわった「入門モダンLinux」というが4月7日に出るので宣伝を兼ねた紹介をします。 原著は「Learning Modern Linux」です。 書のタイトルを目にしてまず思うのは「モダンLinuxとはいったいなんぞや」でしょう。これについてはamazonにも載っている煽り文をご覧ください。 Linuxはサーバ、組み込み機器、スーパーコンピュータなどにおいて存在感を示してきました。近年では、オンプレミスのシステムだけではなく、クラウドサービスでも広く使われています。書は、前半でLinuxを使いこなす上で必要な基知識を、後半で最新情報をまとめています。Linuxの知識を体系的に整理したい、最新動向が知りたい、運用を改善したい、効率的に開発を行いたい、といった要望をかなえる内容となっています。時代の

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    honeybe 2023/03/02
  • 好きなの使って他のをけなさない - 覚書

    私が生業とするソフトウェア開発において、OSやコードエディタやプログラミング言語など、様々なソフトウェアを使います*1。これらについて私が使っているものを理由付きで書くと次のようになります。 OS: Ubuntu 22.04 細かい設定をしなくてもそれなりに使える。よく普及しているから色々な情報を得やすい コードエディタ: VSCode 細かい設定をしなくてもそれなりに使える。Remote SSH extensionを使ったリモートマシン上での開発が楽 プログラミング言語: 主にGo 使い慣れているから。システムプログラムをするから。覚えやすいから これらにそれなりの愛着はあるものの、今後置かれる状況によって、どんどん変わってくるでしょう。じっさい10年くらい前はGoはほとんど使っていなくて、Cプログラマでした。 私はこんな感じですが、中には特定のソフトウェアに愛情を注ぐ人もいます。それ自

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    honeybe 2022/12/27
  • kindleの本が全部消えた話(4) 完結編 ~ 書籍のリスト復旧と自分の記憶の誤り - 覚書

    6/1 - 誤字修正。amacon -> amazon 6.11 - kindle電子書籍がすべて復旧したことを追記 - amazon prime videoやamazon prime musicの不具合についての顛末を追加 以下エントリの続きです。 satoru-takeuchi.hatenablog.com 概要 問題 4月9日にkindleが全部消えた。その後に新たに買ったも読めないように見える。消えたはわかっている範囲で300冊以上、総額は恐らく30-60万円程度 amazon prime videoやmusicなどにも(少なくともAndroidアプリからは)アクセスできなくなっている 問題発生契機 問題発生契機は、かつてamazon.co.jpのアカウントと統合したamazon.comのアカウントを消したこと 解決方法 amazon.co.jpの別アカウントを新規作成の

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    honeybe 2022/06/02
  • kindleの本が全部消えた話(3) 「仕様です」編 - 覚書

    2022/5/27 変更 - この挙動が仕様ということを示すamazon.comのヘルプページへのリンクを張るとともに引用した - amazonのサポートに、amazonの指示によって問題のある操作をしたことがわかる通話履歴があるはずの日時を伝えた - amazon.comのサポートセンターに諸々書くにした旨追記 - こちらからamazonへの要求について補足 2022/6/1 変更 - 「サポートの指示によってamazon.comのアカウントを消した」のではなく「使用していないamazon.comのアカウントを閉鎖してもいいのか」という趣旨の質問を私がしたのに対して「そうですね」と回答されたということがわかったので、訂正。 編集前の記述には取り消し線を引いて、編集後の記述は強調表示しました。 NOTE: 上記変更点にもあるように、「サポートの指示によってamazon.comのアカウントを

    kindleの本が全部消えた話(3) 「仕様です」編 - 覚書
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    honeybe 2022/05/27
  • kindleの本が全部消えた話(2) 弁護士に依頼して裁判するのは辛そう編 - 覚書

    2022/5/27編集 - 後述のアカウント統合後にamazon.comのアカウント削除によってkindleが全部消えるのは仕様である旨、追記 2022/6/1 変更 - 「サポートの指示によってamazon.comのアカウントを消した」のではなく「使用していないamazon.comのアカウントを閉鎖してもいいのか」という趣旨の質問を私がしたのに対して「そうですね」と回答されたということがわかったので、訂正。 変更前の記述には取り消し線を引いて、編集後の記述は強調表示しました。 NOTE: 上記変更点にもあるように、「サポートの指示によってamazon.comのアカウントを消した」という私の認識は誤っていたことがわかりました。これについてはamazon.co.jpのかたがたにメールで謝罪いたしました。 以下記事の続きです。 satoru-takeuchi.hatenablog.com 問

    kindleの本が全部消えた話(2) 弁護士に依頼して裁判するのは辛そう編 - 覚書
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    honeybe 2022/05/21
  • kindleの本が全部消えた話 - 覚書

    2022/5/27 変更 - 後述のアカウント統合後にamazon.comのアカウント削除によってkindleが全部消えるのは仕様である旨、追記 2022/6/1 変更 - 「サポートの指示によってamazon.comのアカウントを消した」のではなく、「使用していないamazon.comのアカウントを閉鎖してもいいのか」という趣旨の質問を私がしたのに対して「そうですね」と回答されたということがわかったので、訂正。 編集前の記述には取り消し線を引いて、編集後の記述は強調表示しました。 NOTE: 上記変更点にもあるように、「サポートの指示によってamazon.comのアカウントを消した」という私の認識は誤っていたことがわかりました。これについてはamazon.co.jpのかたがたにメールで謝罪いたしました。 ここに書いたことは2022年4月21日現在の話です。 サマリ kindleが全

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    honeybe 2022/04/22
  • 書籍を使った勉強のしかた - 覚書

    わたしがこれまでに書籍でなにか新しいことを学ぼうと思ったときにどういう手段で目的を達成してきたかについて書きます。生業にしているIT系のこともそうですが、それ以外も同じ方法を使っています。 はじめに書いておくと、これまでの自分自身の体験や優秀な人の観察などから、学習の原則コツコツと反復練習を続けることであり、近道は無いと思っています。原則を守るための典型的な方法の一つが「網羅的に書かれた決定版と呼ばれるを何度も精読する」です。これができる人はこうしたほうがいいと思いますし、ここから先を読む必要はないです。しかしながら、わたしはこの方法がうまくいったためしがないので、自分なりに工夫して、金銭的コストがやや高いながらそこそこうまくいく方法にたどり着きました。記事ではこの方法を紹介します。 わたしは何かを理解しようとするときには、まずは初心者向きのページ数が少なくて読みやすそうなをたくさん

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    honeybe 2021/11/03
  • ソフトウェア技術者はなるべくソフトウェア技術で目立つほうがいい - 覚書

    ソフトウェア技術者として名を上げたい人向けの記事です。 まずは前置き。ソフトウェア技術者の世界にはスーパースターといえるような凄まじい能力を持つ人達がいます。彼らのうちの一部は生活能力がゼロだったり、口や態度が悪かったり、好きなこと以外は一切できなかったりといった様々な欠点があります。すごい人の中でもこういう人は親近感を生むのか、なんとなく目立つ傾向にあるように思います。SNSなどでも粛々と技術の話だけしたりする人よりも、こういう破天荒な人たちがウケて人気を集める傾向にあります。かくいうわたしも、この手の人たちは人間臭くて好きです。 ここからが題。スーパースターにあこがれる人が彼らのスキルを真似するのではなく、立ち振る舞いを真似してしまって、とくにSNSなどでそうしてしまって、自分の価値を貶めているのを頻繁に目にします。典型的には凄くなりたいけどまだまだ経験が足りない学生さんや経験の浅い

    ソフトウェア技術者はなるべくソフトウェア技術で目立つほうがいい - 覚書
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    honeybe 2021/07/17
  • ヘタクソなコードを書いてもいい - 覚書

    プログラミング言語のお作法から外れたコードやメンテ性が悪いコードを書くのはダメとよくいわれます。わたしは学生の頃、そういう意見を過剰に気にしていました。コードを書くことそのものに慣れていないのに綺麗に書こうとして手が動かず、動かないがゆえにコーディングの練習が進まない、という悪循環になっていました。そうすると何もアウトプットしないまま知識だけが増えていって、自分がこれくらいできそうというイメージと実際のプログラミング能力とのギャップで苦しみました。 この意識が薄れたのは、あるときものすごく手が早い人のコードを偶然見たときでした。たしかにちゃんと動くものができているんですが、そのコードの中身は当時の私の基準からいって*1おぞましいほど汚いものでした。そこで「これはわたしが書けば100倍くらい綺麗なコードを書けるんでは…」と一瞬思ったんですが、その後すぐに「あ、自分は知識はあるけど練習してない

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    honeybe 2021/07/12
    下手くそですいません。という気持ちで今日もコードを書いている。
  • 年とってくると注意してくれる人がいなくなる - 覚書

    あらゆる組織の若手は最初は先輩社員の指導を受けて育っていきます。ところが年を経るにつれて注意されなくなってきます。わたしも社会人になってから今まで、注意される回数がどんどん減っていきました。もちろん私が成長して注意すべき点が減ってきたというのもありますが、それだけでは説明がつきません。あとから振り返ってみると「これは相当まずいことをしたな、昔なら相当叱られてただろうな」ということが多々あります。では自分の成長以外にどういう要素があるかというと、それなりに大きなウェイトを占めるのが加齢だと思っています。 「技術の前には年齢は関係ない!」という話もあり、実際それはそうだと私も思いますが、年長者は敬うべきという文化がずっと続いてきた日で実際に年長者に正面からボロカスに注意する人というのはなかなかいません。それに加えて「この年になるまで変わらなかったんだからもう注意しても無駄だろう」「年ってき

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    honeybe 2021/05/28
  • 仕事としてOSS開発者をやってきた話 - 覚書

    はじめに わたしは今も昔も仕事としてOSS開発者をしていて、twitterなどでそれなりに名前が知られていることもあって、昔から「どうすればそういうこと(業務としてOSS開発)ができるのか」「どういうキャリアを歩んできたのか」「Linuxカーネル開発者になるにはどうすればいいのか」ということをよく聞かれてきました。当時わたしが置かれた環境と現在の環境では違いがありすぎるので公開に積極的にはなれなかったのですが、一つの過去事例として何らかの意味はあるかもと思って公開することにしました。 書き方が難しかったのですが、うまくまとまらなかったので、自分が書くのが楽な日記みたいになりました。 きっかけ 2000年初頭に学部4年のころにLinuxを触りはじめてから「UNIXとかLinuxってすげえ」「こんなものが無償で使えるのか」「これらのソースコードが全部見られるのか」と感動して、「自分も成果物を公

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    honeybe 2021/04/22
  • オープンソースソフトウェア(OSS)にまつわる色々な誤解 - 覚書

    はじめに 筆者はオープンソースソフトウェア(OSS)に20年近くユーザないし開発者としてかかわってきました。その間ずっとOSSは様々な誤解を受けてきましたし、また、その誤解をもとに多くの根拠のない希望、その後の落胆を生んできました。何度も語られてきた陳腐な話題ではあるのですが、見かける頻度が多い誤解とそれに対する筆者の見解を書いておきます。 オープンソースはボランティアベースで開発されている。 これはyesでもありnoでもあります。ボランティアの定義は人により様々ですが、ここでは「有志が無償でやっている」くらいの意味だと考えてください。 まず、個人あるいは組織が誰からの利益を得ることもなくOSSを開発をしているという一般にイメージしやすいケースは数多くあります。ただしその目的は千差万別です。 ボランティアという字面から想像されるような世の中をよくしたい、世の中のためになりたい、という強い思

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    honeybe 2020/06/24
  • twitterでのふるまいで気を付けていること - 覚書

    twitterは有益なことが多々あるんですが、ちょっとしたことでストレスを溜めたり、他の人に害を及ぼしたり、身を滅ぼしたする可能性があります。それを避けるためにわたしが気を付けていることを書き連ねてみました。別に「みんなもこれやろうぜ!」とか「これをやったら必ずストレスフリー」とか言いたいわけじゃなくて、この中のどれか一つでもなるほどと思えば参考にしてもらえれば、という意図で書いてます。 自分の意にそわないこと、ばかげていると思っていることを「世の中にはこんなにけしからん人がいますよ、ひどいものがありますよ」とわざわざ紹介するのを避ける*1。「不快だ!」というだけでは不快の再生産になるだけかなと 特定の人物、事物をこき下ろすようなことはしない。単に好みでないというのもあるが、まわりまわって身を滅ぼすリスクもある。それは発言した瞬間だけではなく、何年も後になったときかもしれない。たとえば自分

    twitterでのふるまいで気を付けていること - 覚書
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    honeybe 2020/03/12
  • 「しくみがわかるkubernetes」を読んだ - 覚書

    Kubernetesとはそもそも何者なのか、何のためにどういう設計思想で作られたのか、どうやって使えばいいのか、どういうしくみになっているのか、などなどについて書かれたです。一言でいうと非常によいでした。Kubernetesに関する良いはたくさんありますが、私が読んだ中で下記対象読者(文より引用)にとってこのが最適だと思います。 Kubernetesをはじめて使う業務アプリケーション開発者 Dockerの基礎知識がある方 とにかく上記の対象読者の気持ちに寄り添って、Kubernetesの「最低限ここだけは理解しないと話にならない」という部分にだけ的を絞って最短経路で理解してもらいたい、という気持ちがにじみ出ていました*1。他のKubernetesを見たものの難しすぎて挫折したというかたでも、このを読んだ上でもとのに戻ると驚くほど理解しやすくなると思います。Kubernete

    「しくみがわかるkubernetes」を読んだ - 覚書
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    honeybe 2019/02/17
  • GCEのf1-microインスタンスなどが無期限無料で使えるらしい - 覚書

    Google Computing Platformの一部サービスが無期限、かつ無料で使用できるAlways Free製品が強化されました。 japan.zdnet.com その中でもとくにインパクトが大きいのは記事中の"Google Compute Engine」(1カ月あたり米国リージョンにある1個のf1-microインスタンスと、30Gバイトのハードディスク、同リージョン外への1GB以下のネットワーク通信量)"でしょう。マイクロインスタンスとはいえ、自分の端末から常時接続できるIaaSのインスタンスが無料で使えるというのは大きいです。 無料枠でシステムの要件を満たせる、この手のサービスの利用にある程度慣れている人にとっては、レンタルサーバ、VPSサービスを解約して、こちらに乗り換えてもOKなケースも出て来ると思います。いずれAWSやAzureなどの他の競合サービスも対抗策を打ってくるか

    GCEのf1-microインスタンスなどが無期限無料で使えるらしい - 覚書
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    honeybe 2017/04/01
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