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ブックマーク / yamdas.hatenablog.com (115)

  • MozillaはFirefoxへのユーザーの愛を取り戻せるのか? - YAMDAS現更新履歴

    Mozilla wants you to love Firefox again - Fast Company Mozilla は再び Firefox を好きになってもらいたいみたいだけど、その過程で Firefox の最も忠実なユーザーの気分を害さずにいられるだろうか? という Fast Company の記事だが、ワタシはもう何年になるかは覚えていないが、長らく Firefox をメインブラウザとして使い続けてきた奇特な人間としては気になるところである。 この記事が最初に取り上げるのは、先月の Firefox が広告のためにユーザーデータを集める機能をデフォルトでオンに設定した話である。 プライバシーの専門家によれば、このデフォルト設定はほとんど無害らしいが、少なからぬ Firefox ユーザはこれを裏切り行為と見た(ワタシ自身も上でリンクした GIGAZINE の記事に従って、反射的に

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    honeybe 2024/08/19
  • 産業ロックについて語るときに渋谷陽一の語ること - YAMDAS現更新履歴

    rockinon.com この記事タイトルには苦笑してしまった。ジャーニーを「「産業ロック」呼ばわり」って、それやったの、お前のとこの社長(現在は会長)だろが! というわけで、渋谷陽一の著書などからの引用を今月もやらせてもらう。今回は、彼が「週刊FM」1982年12号に寄稿した「産業ロックへの挑戦状」を紹介する(『ロック微分法』収録)。 FM ラジオ専門の週刊誌があったなんて、若い世代の人にしてみれば信じられないかもしれないが、それはともかく、この文章の「産業ロック」というお題は、編集部サイドから与えられたものらしい。 この"産業ロック"、僕が勝手につけた名称で、アメリカで売れまくるフォリナー、ジャーニー、スティックス、REO・スピードワゴンといった一連のグループを指す言葉である。アメリカではこういうグループを"ダイナソー・ロック(恐竜ロック)"と呼ぶらしい。つまり巨大で古めかしいというわ

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    honeybe 2024/07/17
  • 自己検閲のおそろしさと「プライバシーの不変の価値」 - YAMDAS現更新履歴

    一週間ほど前に書いた話だが、このブログでもちゃんと取り上げておきたい。 news.yahoo.co.jp 人間的な好き嫌いは別にしてその仕事に敬意を払っている八田真行氏が、また優れた文章を書いている。 話題はチャット・コントロールで、これには児童への性的加害を防ぐという意義があるが、年寄りからすると、それこそ1990年代のクリッパーチップからずっと続く、国家による暗号化への飽くなき介入の欲望の最新版に思えるわけである。その問題点や有効性についての議論については、この文章に書かれている通りである。 しかし、この文章のもっとも重要な論点はそこではない。人間的な好き嫌い(中略)八田真行氏は、最後に以下のように書く。 ちなみに、私が個人的に恐れているのは、チャット・コントロールのような政府による検閲そのものではない。それによって引き起こされる自己検閲である。監視されていると感じると、人は自己検閲を

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    honeybe 2024/07/02
  • Windowsコンピュータがもう自分のものに思えない、という感覚 - YAMDAS現更新履歴

    www.howtogeek.com 「オペレーティングシステムは、『パーソナル』コンピュータのもっともパーソナルな部分で、かつては Windows ユーザとして、自分がマイクロソフトからコンピュータを借りてるような感覚はなかったのだが、最近では自分のものだという感覚がまったく消えてしまった。私には Windows がかつてないほど安っぽく、商業的に感じるし、それは良いユーザ体験の秘訣とは思えんね」という文章で始まる記事だが、これ分かるわー。 その後、「Windows のオフライン黄金時代」として Windows 3.1 の話から始まるのにのけぞるが、要は今の Windows は常にオンラインであるのを要求するのとともに自分のコンピュータ体験が「パーソナル」でなくなっていると嘆いているわけだ。 で、その最新版と言えるのが、Windows 11 でスタートメニューに表示される広告である。今では

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    honeybe 2024/07/01
  • 現代の奇書、友田とん『『百年の孤独』を代わりに読む』がハヤカワ文庫から来月出る - YAMDAS現更新履歴

    yamdas.hatenablog.com ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』の文庫化について少し前に書いたが、遂に今月刊行される。 それを踏まえ、満を持して……かどうかは分からないが、以前から一部で話題になっていた『『百年の孤独』を代わりに読む』がハヤカワ文庫から出るのを、著者の友田とん氏の投稿で知る。 友田とん『『百年の孤独』を代わりに読む』(ハヤカワ文庫)7月1日発売です。気になる方はご贔屓の屋さんでご予約ください。 https://t.co/BtULgKFDGO— 友田とん (@tomodaton) June 1, 2024 マジか! 『百年の孤独』を代わりに読む (ハヤカワ文庫NF) 作者:友田 とん早川書房Amazon マジだった! この奇書『『百年の孤独』を代わりに読む』だが、note での連載を基にしたで、その始まりは2014年の8月になるので、なんと10年越

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    honeybe 2024/06/03
  • 静的ウェブサイト作成ガイドは個人サイト再興に資するか - YAMDAS現更新履歴

    www.staticguide.org Markdown Guide の著者として知られるテクニカルライターの Matt Cone が、HTMLCSS、そして何より Hugo の静的サイトジェネレータを使って静的なウェブサイトを作成するガイドを書いている。 要は、このサイトの記述に従えば、スクラッチからウェブサイトを構築するプロセスを経験でき、ウェブサイトがどんなもので、そこでどんなテクノロジーが動いているか理解できるというわけだ。 やはり、「静的ウェブサイト」というのがポイントだろう。著者自身、Introduction でその理由を説明している。 Static Site Guide が静的ウェブサイトだけを対象とするのは、静的なウェブサイトこそ大多数の人にとって最適な選択肢だと思うからだ。静的なウェブサイトで、ブログ、企業マーケティングのウェブサイト、個人用やプロ用のポートフォリオ

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    honeybe 2024/05/21
  • AI企業がオープンソースという言葉を都合よく利用する「オープンウォッシング」の問題をNew York Timesも取り上げる - YAMDAS現更新履歴

    www.nytimes.com 一部の AI 企業が「オープンソース」の看板をユルユルに使っていることに対する批判を取り上げた記事だが、まさにワタシが WirelessWire News 連載やこのブログで以前に取り上げた問題ですね。 オープンソース AI の支持者たちは、その方が社会にとってより公平で安全だと言うが、一方で反対者たちは悪意をもって悪用される可能性が高いと言う。この議論にはひとつ大きな問題がある。オープンソース AI が正味のところ何なのか合意された定義が存在しないのだ。それに AI 企業を――「オープンソース」という言葉を使って自分たちを不誠実にもよく見せようとする――「オープンウォッシング(openwashing)」と非難する声もある(オープンウォッシングという非難は、オープンソースの看板をあまりにも緩く使ったコーディングプロジェクトに向けられたことがある)。 ようやく

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    honeybe 2024/05/21
  • SFが未来を方向づけるのか? 当代の人気SF作家が答える - YAMDAS現更新履歴

    nautil.us これは面白いインタビュー記事だ! 冒頭で、今どきのテック大富豪はたいていティーンエージャーの頃に SF を読んで影響を受けているとして、ビル・ゲイツ、セルゲイ・ブリン、ジェフ・ベゾス、そしてイーロン・マスクの名前を挙げているのだが、このあたりについては『天才読書 世界一の富を築いたマスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ100冊』(asin:429610957X)などを読んでも分かりますね。 そして、けどあいつら当に SF 読めてるのかね、とイーロン・マスクの投稿をちょっと皮肉っているのだが、この記事では以下の6人の人気 SF 作家にズバリ「SFが未来を方向づけるのか?」という疑問をぶつけている。 N・K・ジェミシン:『第五の季節』(asin:4488784011)に始まる《破壊された地球》三部作で3年連続ヒューゴー賞長編部門受賞 アンディ・ウィアー:映画化された『火星の人』(a

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    honeybe 2024/04/16
  • WirelessWire News連載更新(BlueskyやThreadsに受け継がれたネット原住民の叡智) - YAMDAS現更新履歴

    WirelessWire Newsで「BlueskyやThreadsに受け継がれたネット原住民の叡智」を公開。 毎度毎度同じことを書いて恐縮だが、今回もまた3回分の内容を1回にぶちこんでしまった……冗談抜きで健康に支障をきたしているので、次回こそは短くします。 書き終わる頃には意識がもうろうとなってしまうのだが、今回は基的に書いていて気分がよかった。 なにより、今回は AI がタイトルに出てこないし、直接の題材でもない。AI ネタならいくらでも文章の材料はあるのだが、そればかりではうんざりしてしまう。 なによりマイク・マズニックの論文が公開されて5年近く経つのに、これをちゃんと取り上げた日語の媒体がほとんどなかったというのは恥ずべき話である。そして、マイク・マズニックの一徹なライティングスタイルは自分にも共通するものがあり、彼に共感するところも多い。 そうそう、Mike Masnick

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    honeybe 2024/04/16
  • Gmailがサービス開始から20年になる - YAMDAS現更新履歴

    www.theverge.com Google が無料電子メールサービス Gmailの 開始を告知したのが2004年4月1日、つまりちょうど20年前なんですな。4月1日の告知、また個人に無料で 1GB のストレージを提供するのが当時は衝撃的だったため、当初エイプリルフールの冗談ネタすら疑われた Gmail は確かに世界を変えた。 しかし、20年経ち、Gmail を開きたくてたまらないという人を私は知らない。受信箱の管理は往々にして面倒で、Slack や WhatsApp といった他のメッセージングアプリが、我々のオンラインコミュニケーションを支配している。かつてゲームチェンジャーだった Gmail は、今では脇に追いやられてしまった感がある。これからの20年も Gmail は我々の生活の中心にあるのだろうか? それとも、Gmail――そして電子メール――は過去の遺物になるのだろうか? この

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    honeybe 2024/04/02
  • 感動した芸術作品がAIによって作成されたと知ったらその感動は変わるか? その逆もあるか? - YAMDAS現更新履歴

    scripting.com デイヴ・ワイナーが、スティーブン・レヴィが Bluesky か Threads かどっちか忘れたけど、興味深い質問をしていたと書いている……が、これこそ、実は2024年的なのかもしれない。Twitter あらため X がゴミだめとなり、Bluesky や Threads や Mastodon への移行が進み、先週には Bluesky が遂に招待制を終了し、誰でも参加可能になった。結果、X だけで済まず他もいくつかフォローすることになり、どこで見た話かあとでよく思い出せなくなる。 おっと、話がズレた。ワイナーが書いているレヴィの投稿はこれだろうが、ともかくレヴィが投げかけた質問はこうだ。 「もし、感動した芸術作品が AI によって作られたと知ったら、その感動は変わるか?」 この質問、ワイナーは最初「変わらない」と考えた。芸術で重要なのは、それがどうやって作られたか

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    honeybe 2024/02/15
    個人的には変わらないと思うが実際そこまで区別がつかないレベルのAI生成による芸術作品に触れた記憶がないからだけな気もしなくはない(何
  • グリーンソフトウェアとは何ぞや? - YAMDAS現更新履歴

    オライリー家から Building Green Software なるの刊行が予告されている。 Building Green Software: A Sustainable Approach to Software Development and Operations 作者:Currie, Anne,Hsu, Sarah,Bergman, SaraOreilly & Associates IncAmazon 恥ずかしながら、「グリーンソフトウェア」という言葉自体知らなかった。 調べてみると、Green Software Foundation なる団体があり、そのサイトによると、グリーンソフトウェアとは温室効果ガスの排出を削減するソフトウェアのことらしい。 詳しくは、このサイトの「グリーンソフトウェアとは」を見ていただくとして、この日語訳を手がけているのは NTT データの方だが、NT

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    honeybe 2024/01/20
  • 元キュアーのロル・トルハーストによるゴスの歴史本が気になる - YAMDAS現更新履歴

    The 10 Best Music Books of 2023 | Pitchfork The Best Music Books of 2023 Pitchfork、そして Rolling Stone で2023年に出た音楽のベスト選が記事になっているが、ここでも取り上げたウィルコのジェフ・トゥイーディーの著書やサーストン・ムーアの回顧録が入っている。 二つともに入っているでは、ルー・リードの新たな伝記があるが、元キュアーのロル・トルハーストの Goth: A History が入っているのが目を惹いた。 Goth: A History 作者:Tolhurst, LolQuercus PublishingAmazon Goth: A History (English Edition) 作者:Tolhurst, LolHachette BooksAmazon ロル(ローレンス)・トルハ

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    honeybe 2023/12/26
  • 『教養としての〇〇』本の世界(2023年版) - YAMDAS現更新履歴

    先日、以下の投稿を目にして、こちらまでびっくりしてしまった。 これは読みたい! 先日、書店で『教養としての教養』というを目にしてびっくりしたところでした。 https://t.co/QJ2lS4HAib— 丸尾宗一郎 (@miduwo) November 11, 2023 ホントにそんなあるの? と調べたら、当にあるのである。というか、『教養としての〇〇』というがやたらと出ている。 せっかくの機会なので、今年2023年に刊行された『教養としての〇〇』を調べてみた。とにかく数が多いので、副題に「教養としての」というフレーズが入るもの、書名の最初に「世界のビジネスエリートが身につける」とか前置きが入るもの、また電子書籍版しかないものはすべて除外し、純粋な(?)『教養としての〇〇』を集めてみた。 以下、刊行日順。 教養としての世界宗教史 (宝島社新書) 教養としての精神医学 教養とし

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    honeybe 2023/11/16
  • メタバースが死んだのは、シリコンバレーが「楽しみ」というものを分かっていないから? - YAMDAS現更新履歴

    Why did the metaverse die? Because Silicon Valley doesn't 'get' fun Components の作者であるライターでデータアナリストのアンドリュー・トンプソンの文章だが、メタバース、すっかり廃れたよねという話から始まる。 それは単なる誇大広告の失敗という話に留まるものではなく、シリコンバレーが「楽しみ」、つまりは有意義に時間を浪費するというものを理解できていないからだと彼は分析する。 理論上では、シリコンバレーとゲームは完璧にぴったりな組み合わせに見える。だって、ゲームはコードでできているし、特定のハードウェア上で動作する。しかし、共通点はそこまで。ライフスタイルの「生産性」や「最適化」を重視するシリコンバレーのエコシステムは、ゲームに合ってないというのだ。 もちろんシリコンバレーからも Zynga などモバイルゲーム会社は生

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    honeybe 2023/11/16
  • 水道水が飲める国は日本だけ! ……ではなく、50か国ある? - YAMDAS現更新履歴

    bigthink.com 「日スゴイ」な人の三大失笑自慢と言えば、「日には四季がある」、「日では水道水が飲める」、あともう一つは……えーっと、なんだっけ? それはともかく、水道水が飲める国は日以外にいくつあるというのが時々話題になるが、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)によると、水道水が飲める国は全部で50か国あるとのこと。 なんだ、多いじゃん! ただ、細かく見ていくと、話は単純ではないようだ。詳しくはリンク先をお読みくだされ。 気になるのは、水道水の安全度を数値化したマップを見ると、日の数値は91.7で、それより高い国が欧州を中心に19か国あること。トップ10にも入らないのか……これは正直ちょっとショックやね。 しかしなぁ、英国の水道民営化について、後悔しているとかお粗末とか否定的な記事をいくつも見ているので、英国が100点満点なのはホントかよと思ってしまうのは確か(いつか

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    honeybe 2023/11/09
  • なぜ我々は電子書籍を「所有」できないのか? 出版社とプラットフォームの力学を解き明かす研究 - YAMDAS現更新履歴

    michaelweinberg.org Open Source Hardware Association の理事を務め、ワタシが訳した『3Dプリンティングと著作権を考える』の著者であるマイケル・ワインバーグが、「なんで電子書籍を所有できないの?」という直球なエントリを書いている。 もはや電子書籍はまったく珍しいものではなく、お金を払ってアクセスするのは容易である。しかし、所有する紙のにできるようなこと、転売したり、譲渡したりができない。つまり、我々は電子書籍を「所有」はしておらず、特定のプラットフォームで電子書籍にアクセスする「ライセンス」を買ってるだけ、という話はよく知られる。 で、それは誰のせいでそうなってるの? どんなインセンティブや制約のせいでそうなってんの? を掘り下げた The Anti-Ownership Ebook Economy(リンク先 PDF ファイル)が公開されて

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    honeybe 2023/10/30
  • なぜサイバーセキュリティ分野で人材が不足しており、職が埋まらないのか? - YAMDAS現更新履歴

    apnews.com 2025年にはサイバーセキュリティ分野での未採用の職が350万になるよという、昨今の米国 IT 業界におけるレイオフ事情を知るとホントかよという話である。なんでそんなことになるのか? 過去2年間、テクノロジー企業では30万人が雇用を失ったというが、サイバーセキュリティ分野は失業率ゼロを維持する稀有な雇用市場らしい。というか、今やあらゆる IT 部門がサイバーセキュリティ部門でもある。 brothke.medium.com 『コンピュータ・セキュリティ入門』(asin:0071248005)の邦訳もある、サイバーセキュリティ分野のベテラン Ben Rothke がこの問題を分析している。 彼によると、ゼネラリスト、中間管理職、CISO(最高情報セキュリティ責任者)、自称サイバー分野の専門家の成り手は不足していないという。実際にサイバーセキュリティ部門で足りていないのは、

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    honeybe 2023/10/30
  • かの『Whole Earth Catalog』がほぼ完全にオンライン公開されている - YAMDAS現更新履歴

    wholeearth.info いやぁ、驚いたねぇ。スチュアート・ブランドが手がけ、後にスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学での卒業式スピーチの最後に言及して以降、多くの人に知られるようになった『Whole Earth Catalog』だが、派生シリーズを含めて各号がスキャンされてほぼすべてオンライン公開されている。 先週、「テクノ楽観主義者からラッダイトまで」でダグラス・ラシュコフによるスチュアート・ブランド批判を取り上げたが、ワタシ自身は「風上の人、スチュアート・ブランドの数奇な人生」も書いており、スチュアート・ブランドを偉人だと思っている。 ジョン・マルコフによる彼の伝記『Whole Earth』の邦訳がもう少ししたら出ると思うので、意図せずその前祝いとなるニュースだと思う。 ネタ元は Boing Boing。

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    honeybe 2023/10/17
  • ソフトウェア開発の真の問題点は、コードを書くことではなく、問題の複雑さの管理にある - YAMDAS現更新履歴

    www.oreilly.com オライリー・メディアのコンテンツ戦略部門のバイスプレジデントであるマイク・ルキダスの文章だが、彼が数週間前、「コードを書くことが問題なのではない。複雑さをコントロールすることが問題なのだ」というツイートを見かけた話から始まる。彼はこれに感心したようで、これから何度も引用すると思うので、誰のツイートか思い出せればいいのにと書いている(ご存じの方は彼にご一報を)。 件のツイートは、プログラミング言語の構文の詳細や API が持つ多くの関数を覚えることは重要じゃなくて、解決しようとしている問題の複雑さを理解し、管理することこそが重要だと言ってるわけですね。 これは皆、覚えがある話だろう。アプリケーションやツールの多くは、最初はシンプルである。しかも、それでやりたいことの80%、いやもしかしたら90%をやれている。でも、それじゃ十分ではないと、バージョン1.1でいく

    ソフトウェア開発の真の問題点は、コードを書くことではなく、問題の複雑さの管理にある - YAMDAS現更新履歴
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    honeybe 2023/09/25