ニホンザルの赤ちゃんが、ヒトの赤ちゃんと同じように眠っているとき、ほほえむような表情をすることを確認したと京都大学のグループが発表しました。グループは「ヒトの赤ちゃんが睡眠中にほほえむ理由を解き明かす手がかりにしたい」と話しています。 その結果、合わせて90分余りの間に58回、口の端を上げてほほえむような表情をすることを確認したということです。 こうした表情はチンパンジーでも確認されているということで、グループは、赤ちゃんの頃からほおの筋肉の発達を促す効果があるのではないかと分析しています。 研究を行った川上文人研究員は「今後はオランウータンやゴリラも観察し、ヒトの赤ちゃんが睡眠中にほほえむ理由を解き明かす手がかりにしていきたい」と話しています。
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