「あの企画は寺田さんが考えてくれたのですが、適任のナレーターがいなくて保留にしてました。そんなときに、滝沢カレンさんが面白いという話を聞いたんです。オファーをして一度テストするとこれが面白すぎて、そのまま放送しました。この回のゲストはサンドウィッチマンの伊達(みきお)さんだったのですが、ツッコむのを忘れてゲラゲラ笑っておられて。これはいけると、ワクワクしたのを覚えています」(ラリータ氏) 開始当初の「衝撃映像を見て脱線する」内容から、本来のテーマとは関係のない話題で脱線しまくるコント色を強める形にモデルチェンジしていた『脱力』の世界観は、滝沢氏のヘンテコなナレーションVTRをきっかけに、広く知られるようになっていく。 滝沢氏に負けず劣らず、その本編も当時からかなりぶっ飛んでいた。それはたとえば「AKB48の神セブンを紹介する内容で、横山由依を紹介すると見せかけて、漫画家の横山光輝氏がタバコ
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