横浜市の中田宏市長(44)が市長を辞職する意向を固めた。28日午後、記者会見し、正式に表明する。 今回の衆院選ではないが、中田氏は将来的に国政への転身を念頭に置いているとみられる。辞職の理由については、山田宏・東京都杉並区長らとともに10月にも立ち上げる新しい政治団体の活動に専念するため、としている。 中田氏は、松下政経塾時代の先輩にあたる山田・杉並区長らとともに17日に東京都内でフォーラムを開き、自民、民主両党とも一線を画した新しい政治団体「『よい国つくろう!』日本国民会議」を設立する考えを表明した。 また、橋下徹・大阪府知事、中村時広・松山市長ら約20人でつくった「首長連合」では、総選挙で各政党のマニフェストを比較し、評価することを決めていた。