スコッチテープを暗闇でリールからはぐ時に光が出るという話は、以前に聞いたことがあります。物理学の分野ではトリボルミネッセンス(摩擦ルミネッセンス)という現象として、400年も前にフランシス・ベーコンが発見していたことだそうです。ベーコンは砂糖のかたまりを爪でひっかくと光るとことを観察したそうです。YouTubeで探すと、水晶を爪でひっかいて(石英の)小石でこすって光らせているものがありました。 学問的にはプラスとマイナスに分けられた静電気が戻る時に光を発すると説明されています。 しかし、まさかそこでX線が出ているとは誰も思わなかったと思うでしょうが、実は1953年にロシアの研究者がそういうことを言っていたと、NatureNews の記事には書いてあって、今回 Nature の表紙にもなった論文を書いた研究者達もそのことは知っていながら疑っていたのだそうです。まあ、アイディアは借用したものと