今日の日経平均先物は、いかにも寄り底となりそうな展開だが、しかし、それは国内の論理だけで考えたものである。 狭い視野での安易な勝負は危険。小さな値幅で短時間ならよいが、今日は、何があっても為替がすべてだ。 為替が動かなければ、国内の論理、日経平均先物のチャートだけで勝負できるが、為替が動くとなれば、チャートは無意味となる。 これは、教科書に載せたいような、チャートのリスクの例。内部と外部を分けて考え、内部の論理だけで勝負するときには、外部が動かないことが前提となる。 これは、日経平均に限ったことでもないし、またチャートのリスクだけでなく、ファンダメンタルズ、いやあらゆる投資理論、投資手法のリスクと言えよう。 内部と外部を意識して、モデルの外にある、つまり外部の変化のリスクに注意する。 これが投資手法のすべてだ。 そして、外部が怖ければ、一番外の投資に行くか、あるいは極端に内部の内部に閉じこ