ケインズ『雇用、利子、お金の一般理論』ページ 山形浩生 1秒後にジャンプします。 ジャンプしない場合は、下記のURLをクリックしてください。 https://genpaku.org/keynes/generaltheory/html/ YAMAGATA Hiroo (hiyori13@alum.mit.edu)
1 豊かさの指標を探る – 時給あたりビッグマック個数 生きるために働いて得た金を、衣食住に注ぎ込み、また好きなことに使う。時には貯めてみたり、その山を食い潰しながら、将来について作戦を練る。そんなふうに暮らしについて考えるとき、一時間働くことで何個のビッグマックが食べられるのか、とても気になる指標に違いない。経済学者オーリー・アッシェンフェルターが最近発表した、なんともカジュアルだが、しかし実に魅力的な仕事を、すっかり気に入ってしまった。すこしだけ働いて、たくさんのビッグマックが食べられるのなら、もちろん食いしん坊にも、あるいは仕事の量を減らしたいノンビリにも、当然のように素敵なことだ。できればシャツだって、あるいは部屋も、すこしだけ働いて手に入ると嬉しい。もちろんクルマやら楽器だって同じだ。できれば働かなくても手に入ると、もっと嬉しい。 振り返って考えてみると、きっと時給あたりビッグ
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