フリーソフトウェアを支援する非営利団体であるFree Software Foundation(FSF)は4月19日(米国時間)、ソフトウェア特許問題についてのドキュメンタリー「Patent Absurdity」(特許とその不条理さ)を公開した。米国で起きたビジネスモデル特許に関する裁判「Bliski事件」を中心にソフトウェア特許反対者と支持者の両方の意見を収録した映画で、専用Webサイトで視聴できる。 Patent AbsurdityはFSFがスポンサードし、映像ディレクターのLuca Lucarini氏によって撮影・制作された約30分のドキュメンタリー映画。ビジネスモデルに対して特許を取得しようと試みたBliski事件を中心に関係者の声を収録している。 Bliski事件はビジネスモデルを特許として認めるか否かを巡って争われたもので、Bernard Bliski氏によって出願されたビジネス