趣味が「料理」な私。 国慶節、義母と姑姑(=義父の姉)二人がお揃いなんて、願ってもないチャンス。 中国料理を一緒に作りながら、本だけでは知り得ない「ちょっとしたコツ」を 教えていただいたり、味見をさせてもらったり、盗み見るのが、本当に楽しい。 姑姑は御年82歳。中国の激動の時代を乗り越え、人生の酸いも甘いもご存じの方。 また旦那様は政府の重役だったため、まだレストランなどがない時代、 多くの役人、幹部や部下、関係者を呼んでは御馳走を作っていたというプロ中のプロ。 作り手が3人いるということで、連係プレーができるものにしようと相談した結果、 今回の作品は「包子」。コンビニのレジ横で並ぶあれ、そう中華まんである。 ちなみに「包子」とは、肉まんやあんまんなど、中華まんのすべての総称で、 中身によって呼び名が異なり、肉まんは「肉包」、あんまんは「豆沙包」と言う。 義母曰く「お肉と野菜、炭水化物が一