民進党の野田幹事長は24日付の自身のブログで、北方領土交渉について、「歯舞(群島)と色丹(島)の面積は4島全体の約7%にすぎない。100万円を奪った強盗が7万円だけ返してやるよと言っているのと同じ。バカも休み休み言え」と書き込んだ。 また、「この程度の政治決断なら歴代政権はとっくにやっている。笑止千万だ」とも記した。択捉、国後両島を含めた4島の帰属問題の解決を図るべきだとの認識を示したものだ。 安倍首相が北方領土問題で前進を図り、年明けに衆院解散・総選挙に踏み切るとの観測があることから、首相をけん制する狙いがあるとみられる。