ーーーーーーーーーーーー 「フィッシュ」。 アメリカでは走る馬の体形をこう呼ぶらしい。 馬体を正面からみると魚のように薄いのがその特徴だ。 これを知ったのは今年のダービーのパドック解説(GC)で、テレビ画面には大本命馬の姿が映っていた。 「空気抵抗か...」 エンジンが同じなら、より空気抵抗の少ないフォルムが有利に決まっている。 いや、そもそもエンジンも違うのだ。 この瞬間、僅かに期待していたダービーの波乱は一縷の望みも無いことを悟った。 コントレイルは種牡馬となって日本競馬の質を変えるだろう。 産駒によるケンタッキーダービー制覇も夢ではない。 <真っ黒い馬体がチャーチルダウンズに帰ってくる、サンデーサイレンスの血を引いた日本の...> ーーーーーーーーーーーー 明日は菊花賞だ。 奇跡の種牡馬サンデーサイレンスも現役時代、距離延長のクラシック3冠最終戦、ベルモントS(ダ2400m)でイージ