AIを使う人のため、AIを創る人のため、Db2は機能強化した これからのビジネスを考えた時、AIはなくてはならない存在だ。学習済みのAIを使うにしても、独自のAIを生み出すにしてもだ。そしてAIにはデータが欠かせない。データには格納するためのデータベースが必要になる。そう考えると、IBMがデータベースをAIのために進化させるのは自然であり必至。 IBMが持つデータベース製品群で中心にいるのがIBM Db2。メインフレームの時代からあり、オープンシステム、ビッグデータ、クラウドなど時代の要請に応じ、機能拡張を続けてきた。これまでもIBMはWatsonはじめ多角的にAI活用を進めてきたが、今度はDb2。新しいIBM Db2 V11.5(以下、Db2 V11.5)はAIのために強化されているのが特徴だ。 IBMはDb2 V11.5を「AIデータベース」と呼ぶものの、「“ぽっと出”ではありません」