「尾道」と聞いて、だれもが思い浮かべるのは「映画」です。映画によって知られたこの町に映画館を残したい。「シネマ尾道」は、尾道から消え去ってしまっていた映画館を、市民のみなさんの協力を得て、2008年に復活させた映画館です。ところが開館から5年を経て、いま、「シネマ尾道」は存続の危機に立たされています。 皆さんもすでにご存知の映画館の「デジタル化」は、2014年春には全国的にその完了を迎え、配給会社が認定した「デジタルシネマ」システムを導入していない映画館は映画の配給を受けることができず、もはや閉館の道しかなくなろうとしています。 映画を愛する人々とともにかろうじて残した「シネマ尾道」にとって致命的とも言えるデジタル化をどうやって乗り越えるのか。悩み、考えた末、今回、クラウドファンディングによって、広く映画ファンのみなさんのご支援を仰ぎたいという結論に至りました。 尾道の人のために、また尾道