ブックマーク / hotakasugi-jp.com (285)

  • 『ピアノの森』の指使いの描写について書きました - Film Goes with Net

    リアルサウンドテックに、TVアニメ『ピアノの森』について書きました。 『ピアノの森』CG使いに見るピアニストへのリスペクト リアルな運指と背景の作り方 |Real Sound|リアルサウンド テック 作の監督は、元ドリームワークスのCGスーパーバイザーの中谷学さんですが、CGの使いどころが上手いよねという内容で書いています。 物語も大変素晴らしい作品ですが、映像化するにあたって、いかに音と映像でその物語に説得力を与えるか、という点でモーションキャプチャーとフォトグラメトリという技術がとても効果的に使われていますね。

    『ピアノの森』の指使いの描写について書きました - Film Goes with Net
    hotakasugi
    hotakasugi 2018/06/08
    ピアノの森について書きました。モーションキャプチャーで作ったピアノ演奏の指使い、すごく良いよねという話をしています。
  • 創作の生みの苦しみと喜び描く「ノーマ 東京」 - Film Goes with Net

    世界一のレストランと言われる、デンマークのノーマ。独創的な創作料理で有名で、「世界の世界のベストレストラン50」に2010年・2011年・2012年・2014年には1位を獲得している。4回頂点に輝いたのは、スペインのエル・ブリに次いで2番目に多い数。エル・ブリが2011年に閉店しているので、現役のレストランとしては最も多く世界の頂点に立ったレストランだ。 ちなみに2010年から2012年まで3連覇を達成しているが、2013年には2位に滑り落ち、翌年再び1位に返り咲いている。ドキュメンタリー映画「ノーマ、世界を変える料理」という、その復活劇の顛末を捉えた作品があるが、今回紹介するのはノーマに関する別のドキュメンタリー映画だ。 「ノーマ 東京」は、2015年1月に東京で期間限定店を出した時の様子を捉えたドキュメンタリー映画だ。わざわざ店を一時閉店にしてまで、東京に来た彼らの思惑と、その創作料

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  • 「君の名は。」の大ヒットの理由は誰にもわかりそうにない - Film Goes with Net

    昨日、NHKのクローズアップ現代で、新海誠監督の「君の名は。」の大ヒットの謎を解く特集を放送していた。、一応ソーシャルメディアでの口コミの広がり方にも触れられてはいたが、ヒット分析というより、観客の感動ポイントを探るという趣旨の構成だった。すでに作品を見た人が「ああ、そうだよね」と思える内容ではあったと思うが、これがあるからヒットしたのだ、という明確な解答は見いだせていなかった。 まあ無理だと思います。この作品のヒットはあまりにも突然変異なので、説明するのがすごく難しい。大きな理由がひとつあったから売れた、というより様々な要因の全てが良い方向に循環して偶然に誕生した、という印象だ。そこには狙っていたものもあるだろうし、当に偶然なものもあるだろう。 今更いうのもあれなのだが、試写会で見てこれが売れるだろうと思った。ただ最大で45億円くらいではないかと思った。細田守の「おおかみこどもの雨と雪

    「君の名は。」の大ヒットの理由は誰にもわかりそうにない - Film Goes with Net
    hotakasugi
    hotakasugi 2016/11/29
    いろいろな要素が、偶然も含めて噛み合ったとしか。
  • イギリスのシンドラーと呼ばれた人物を描く「ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち」が示す善意のつながり - Film Goes with Net

    第二次世界大戦のさなか、多くのユダヤ人の生命を救った人物と言えば、スピルバーグが映画にもしたオスカー・シンドラーが有名だ。日にも杉原千畝という人物がいて、ユダヤ人救出のためにビザを発行し続けたのは有名だ。しかし、多くの生命を救うために尽力した人物は他にもいたのだ。 映画「ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち」はイギリスのシンドラーと呼ばれた、多くのユダヤ人の子どもたちを救った知られざる男のドキュメンタリーだ。総勢669人ものユダヤ人の子どもを、公的支援を受けず独力でチェコスロヴァキアからイギリスへ疎開させ、多くの命を救ったが、そのことが世間に知られるようになったのは、約50年後の1988年。彼は自分の行った行為を誰にも打ち明けようとしなかった。 偶然奥さんが屋根裏にあった資料を発見して、世に出ていくことになったのだが、自分でこれだけの偉業を誇ろうともしないのはなんとも謙虚だ。おそら

    イギリスのシンドラーと呼ばれた人物を描く「ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち」が示す善意のつながり - Film Goes with Net
    hotakasugi
    hotakasugi 2016/11/24
    ブログ更新。
  • 深夜アニメで魔法少女ものが量産されてる現状について書きました - Film Goes with Net

    リアルサウンド映画部に、深夜アニメの「魔法少女もの」が多いことについて書きました。 魔法少女アニメなぜ激増? 『魔法使いサリー』から『魔法少女育成計画』に至る系譜を読む | Real Sound|リアルサウンド 映画部 「魔法少女もの」の歴史を振り返って、どんな風に変化してきたのか、が主な内容になっています。女の子の理想から男性ファン主体に変化してきた歴史と、現在位置について、そしてこれからの展望みたいなことにも多少触れています。 来年の「カードキャプターさくら」のリバイバル上映新作アニメプロジェクト、「魔法少女リリカルなのは」の新作劇場版、楽しみですね。まどマギブームにいたる流れを作った2が、時飽和状態じゃないかと思うくらい魔法少女ものが多い現在で、どんなものを見せてくれるんでしょう。 「魔法少女育成計画」面白いよね。7話はもはやゾンビ映画だった気もするけど。

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  • NHKドキュメンタリー、人工知能の痛覚と宮﨑駿の生命観 - Film Goes with Net

    昨日(2016年11月14日)放送のNHKドキュメンタリー「終わらない人 宮崎駿」が面白かった。宮崎監督のドキュメンタリーが放送されると大抵話題になるが、また長編作品の構想を練っていることがすでにニュースにもなっている。 [宮崎駿監督]長編アニメ復帰に意欲 「何もやっていないで死ぬより…」 | マイナビニュース 「何もしないで死ぬより、やっている最中に死ぬ方がまし」と語っていたり、親しい人やともに映画を作ってきたスタッフの訃報があったりと命や生きるということについて考えさせるような内容の番組になっていた。番組の中心となるのは、宮崎監督が現在取り組んでいる短編CGアニメ「毛虫のボロ」の制作過程なのだが、この制作においても生命をどう扱うのか、どう描くのか、が問いになっている。 若いCGクリエイターとの仕事に新鮮な希望を感じて取り組み始めた短編企画だが、どうにも細部の動きのディテールに生命の躍動

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  • 京都アニメーション「響け!ユーフォニアム2」の第5話について書きました - Film Goes with Net

    渡邉さんの文は、手話の身体的表現とそれを翻訳するシークエンスから、聲の形にサイレント映画的な慣習を見出すという内容なんですが、そこからインスピレーションを得て書きました。ユーフォの5話はまさしく、言葉に頼らない表現をつきつめたような、そんな感じでした。 身体的は表現であるフィギュアスケートを題材にした「ユーリ!!! on ICE」と比較するのも面白いと思ったんですが、映画中心のメディアなんで割愛しました。「ユーリ!!! on ICE」はスケートのシーンに逐一モノローグによって言葉で演技の意味を補完していますが、ユーフォ2の演奏シーンは言葉を一切排した表現に挑んでいます。どちらがいいというわけではないですが、言葉に頼らず映像(と音楽)だけで見せきるというのはかなりの難度です。京アニすごいですね。

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  • 「この世界の片隅に」2016年最高の1本でした - Film Goes with Net

    こうの史代原作、片渕須直監督作品「この世界の片隅に」のレビューを映画.comに書きました。 すずさんと共に生きる至福の126分。戦時の日常を描く人間賛歌 – 映画.com 公開前から絶賛の嵐の作ですが、その評価に偽りなく、年度最高の1です。

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  • J・J・エイブラムス、ジャスティン・リン、サイモン・ペッグの「スター・トレック BEYOND」組の来日決定

    J・J・エイブラムス、ジャスティン・リン、サイモン・ペッグの「スター・トレック BEYOND」組の来日決定 10/21に公開されるスタートレックシリーズ最新作「スター・トレック BEYOND」のプロデューサーのJ・J・エイブラムス、監督のジャスティン・リン、出演俳優の1人であるサイモン・ペッグが参加することが決まった。3人は10月に行われるジャパンプレミアに参加する予定。 (c) 2016 PARAMOUNT PICTURES.ALL RIGHTS RESERVED. STAR TREK and related marks are trademarks of CBS Studios Inc. J・J・エイブラムスは「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」公開時にも来日しており、全開の来日はほんの9ヶ月前。ジャスティン・リン監督は「ワイルド・スピード×3 TOKYO DRIFT」以来の10年ぶり

    J・J・エイブラムス、ジャスティン・リン、サイモン・ペッグの「スター・トレック BEYOND」組の来日決定
  • モデル兼フォトグラファーのイケメンホームレスを追った「ホームレス ニューヨークと寝た男」公開決定 - Film Goes with Net

    マーク・レイ52歳。職業はファッションモデル兼フォトグラファー。身長188cmのスタイルバツグンでハンサムなニューヨーカー。普段は高級ブランドに身を包む彼を見て、誰もがあんな風になれたらと憧れるだろう。 しかし、彼は実はホームレスなのだ。住処は雑居ビルの屋上。家族も恋人も持たず、6年間もホームレスとして生活している。 (C)2014 Schatzi Productions/Filmhaus Films. All rights reserved 映画ホームレス ニューヨークと寝た男」はそんな、奇妙なホームレス、マーク・レイの生活に密着したドキュメンタリー映画だ。ニューヨークで公開され大きな反響を生んだ作品で、音楽をクリント・イーストウッドの息子、カイル・イーストウッドが担当したことでも話題になった。 監督はマークの友人であり、自らもファッションモデルとして活動するトーマス・ウィルテンゾーン

    モデル兼フォトグラファーのイケメンホームレスを追った「ホームレス ニューヨークと寝た男」公開決定 - Film Goes with Net
    hotakasugi
    hotakasugi 2016/10/04
    この映画は面白そう。
  • 「バードマン」「レヴェナント」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督がVR作品を監督 - Film Goes with Net

    オスカー監督、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが撮影監督の盟友エマニュエル・ルベツキとともに短編VR作品を製作すると報じられている。 Alejandro Inarritu Plans Virtual Reality Project With Legendary | Hollywood Reporter アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥは、レオナルド・ディカプリオ主演の「レヴェナント 蘇えりし者」や「バードマン」などを監督したハリウッドの名匠。「バードマン」ではアカデミー作品賞と監督賞、「レヴェナント」でもアカデミー監督賞を受賞している。メキシコを代表する映画監督で、メキシコ時代の「アモーレス・ペロス」も大変な傑作だ。 撮影監督のエマニュエル・ルベツキは、アカデミー撮影賞を3年連続で受賞するほどの実力者。アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作品の他、同じメキシコ出身のアルフ

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  • VRアニメ「INVASION!」がハリウッドで映画に - Film Goes with Net

    今年のトライベッカやカンヌで紹介もされたVRアニメーション「INVASION!」をハリウッドで映画化されることになった。 Roth Kirschenbaum Films, Baobab Studios to Create First Hollywood Film Sourced from Original Virtual Reality Content — baobab studios 「INVASION!」は2015年に設立されたBaobab Studioによって製作されたアニメーション。地球を破壊しようと異星人がやってくるのだが、2羽のウサギがそれを防ぐという物語だ。異星人は一応邪悪な存在なのだろうが、とてもマヌケな感じで愛嬌のキャラクターに仕上がっている。イーサン・ホークがナレーションで参加している。 これの長編アニメ化を、マレフィセントやアリス・イン・ワンダーランドのプロデューサー

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  • 『ティエリー・トグルドーの憂鬱』が描く、心を荒廃させる貧困 - Film Goes with Net

    元々、フランスはその華やいだイメージとは裏腹に長年高い失業率が社会問題となっている。下の図は1980年から2016年のフランス国内の失業率の推移だ。ここ数年は10%前後まで上がってきている。 出典: 世界経済のネタ帳 高い失業率から若者が国外で飛び出すケースも増加しているという。 増加する若者の国外移住、フランス 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News 『ティエリー・トグルドーの憂』は、そんなフランスの失業問題を失業者の視点で描いた作品だ。フランス国内では100万人が見たと言われるほどの大ヒットを記録した。フランス国内で、こうしたインデペンデントなアート作品が大ヒットするのは稀だ。それだけ多くのフランス人にとっても、身近で切実な問題を描いているからだろう。 50代で1年以上も失業中のティエリー・トグルドー。職業訓練を受けても希望の就職先は見つけられず、やっとの思いでスーパーの監視員

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  • 【ネタバレあり】『君の名は。』ものすごくせつなくて、ありえないほど美しい - Film Goes with Net

    ※ネタバレがあります。 普遍的な「大惨事による喪失と癒し」 「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」という小説がある。アメリカの若手の作家、ジョナサン・サフラン・フォアの長編第2作で2005年に発表されたこの小説は、2001年の9月11日の同時多発テロを題材にした作品で、9.11文学の最高峰とも言われている。2000年代のアメリカは乱暴に言ってしまえばこのテロの恐怖と憎悪と悲しみに対して、どう向き合うのかは国を挙げてのテーマであったと言える。当然文学の世界にも大きな影響を与え、多くの作家が様々なアプローチで9.11と向きあおうとしていた。 「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」はトム・ハンクスとサンドラ・ブロック共演で映画化もされているが、原作小説とは趣きが異なる。映画版では終始シリアスな雰囲気の中、父を9.11で失った少年が父のことを知ろうと、NY中を冒険する物語であるが、小説

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    hotakasugi
    hotakasugi 2016/08/27
    『君の名は。』に関しては3つ目の文章です。これはネタバレしてます。 #君の名は。
  • 映画「葛城事件」切断操作不能なシリアルキラー映画 - Film Goes with Net

    いわゆる後味の悪いタイプの作品だ。この手のタイプの作品は後味の悪さを楽しむというか、尾を引くモヤモヤを自分なりに考えて咀嚼する態度で鑑賞することにしている。しかし、この映画はきつい。前向きに共感できる登場人物が出てこない。だからと言って世の中のごく少数の悪人を描いているというわけでもなく、「こういう人ってよくいるよね」というタイプの人物ばかり出てくるのだ。 家父長制の権化のような父親(三浦友和)、息子に無条件で甘い母(南果歩)、リストラされたことを言い出せない長男(新井浩文)、人生が上手くいかないのは全て社会のせいにする次男(若葉竜也)。これを見る観客もどこか既視感を憶えるかもしれない。身近にこんなクソ野郎どもがいてほしいと思いたくはないが、確実に身近にも存在している。この映画はそんな家族を描いている。だからこそ、鑑賞後に感じる閉塞感がただごとでない。 作は、赤堀監督の舞台劇が原案となっ

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    hotakasugi 2016/08/16
    書きました。田中麗奈強烈すぎて一番怖かった。
  • 善意の気持ちよさの落とし穴についての映画「ポバティー・インク  あなたの寄付の不都合な真実」 - Film Goes with Net

    善意の落とし穴についての映画 誰かの役に立ちたい、人のために何かしたいという気持ちが「基的に」素晴らしいものだ。善意は大抵の人間がもっている。大きな災害などがあった時には実感することだが、以外と人は助け合うものだ。 それに誰かに感謝されたり、尊敬されたりすることはとても気分のいいものだ。そういうものに命をかける人もいる。 スティーブン・スピルバーグの映画「宇宙戦争」にこんなシーンがある。 映画『宇宙戦争』で、主役のトム・クルーズの息子は、「僕だってなにかしたいんだ!」と叫んで、泣いて引き止めるトム・クルーズを振り切って宇宙人と戦う米軍に参加、というか、ただ走って行って混じっちゃうんだね。人間には、人の役に立ちたいと思い詰める能があることを示す怖いシーンだった。 — 田中泰延 (@hironobutnk) April 18, 2016 ここで田中さんが「怖い」と形容している点が面白い。他

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    hotakasugi 2016/08/15
    書きました。助けたい善意がかえって相手に迷惑になる構図をわかりやすく描いた映画です。
  • クリント・イーストウッドは実際のところドナルド・トランプをどう思っているのか - Film Goes with Net

    ハリウッドの業界人は、基的に民主党支持者が多い。こないだの民主党大会も多くのスターがスピーチを行って華やかな雰囲気だった。 だが、共和党支持者もいないわけではない。アンジェリーナ・ジョリーの父親ジョン・ボイトは共和党支持者で今回もトランプ支持という報道があった。 アンジェリーナ・ジョリーの父ジョン・ヴォイト、米大統領選でドナルド・トランプ氏を支持 ハリウッドの共和党支持者で最も有名なのは、クリント・イーストウッドだろう。イーストウッドは自らの政治的姿勢をはっきり公言するタイプで大統領選の度に彼の発言は話題を呼ぶ。4年前の「空気椅子」スピーチはマスメディアもソーシャルメディアも大きく反応した。 今回の大統領選はイーストウッドはどのように見ているかの報道が最近になって、日語でも英語でも出てきている。 日語では朝日新聞がインタビューを記事にしている。英語ではEsquireが息子のスコット・

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    hotakasugi
    hotakasugi 2016/08/05
    消極的にトランプには投票するらしい。
  • 『オマールの壁』パレスチナの愛と友情の青春映画 - Film Goes with Net

    複雑な政治的背景を持った普遍的な青春映画 パレスチナ映画『オマールの壁』は複雑な政治状況に置かれた街での青春映画だ。物語の主題は愛と友情。シンプルゆえに普遍的でパレスチナの特殊な背景がかえって浮き彫りになる。パレスチナ自治区の物語というと、世界情勢の知識がないとついていけないのではないかと思われるかもしれないが、作はパレスチナの事情を知らない者向けにわかりやすい構図になっている。 愛・友情・裏切りなど物語のキーワードとなるものは、どこの国の若者にもあてはまるものばかりだ。三人の幼なじみの男たちがいる。主人公オマールは幼なじみのタレクの妹、ナディアに恋している。もう一人の幼なじみアムジャドもナディアに惹かれている。彼ら三人はイスラエルに対してゲリラ的な抵抗運動をしており、秘密警察に狙われている。やがてオマールは捕まり、密偵となれば釈放すると持ちかけられる。仲間を売るか、一生囚われの身となる

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  • 『トランボ』ジョン・グッドマン演じるB級映画プロデューサーの頼もしさ - Film Goes with Net

    ハリウッドの恥部「赤狩り」 アメリカ映画界にとって、赤狩りは歴史の恥部というべきものなのだが、そのハリウッド自身の手が何度か映画の題材にもなっている。 ロバート・デ・ニーロ主演の「真実の瞬間(とき)」やジョージ・クルーニーが監督した「グッドナイト&グッドラック」などは赤狩りと戦う作家やジャーナリストを真正面から描いた作品だが、赤狩りが作品中に登場する作品となればもっと多くの作品の名前が挙がるだろう。 赤狩りは、自由をなにより尊重するアメリカで起こった、表現の自由に対する重大な危機だった。ハリウッドの歴史を紐解いてみると案外表現の自由は常に保障されていたものでもなく、赤狩りの他、ヘイズ・コードなど表現を大幅に規制するシステムが過去存在していた。 そうした表現規制は自然と淘汰されたわけではない。それに対して異を唱えた人たちがいて、戦って自由を勝ち取ったのだ。 参照記事:【児童ポルノ改正法案問題

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  • 日本統治下の朝鮮を舞台に描くパク・チャヌク監督の最新作『The Handmaiden』の予告編が完成 - Film Goes with Net

    「オールド・ボーイ」「親切なクムジャさん」などで知られるパク・チャヌク監督の最新作『The Handmaide』の予告編が完成した。 原作はイギリスの小説家サラ・ウォーターズの「荊の城」。原作では19世紀のヴィクトリア朝のロンドンだが、映画は舞台を日統治時代の朝鮮に置き換えている。 スリの一家に生まれた娘が、「紳士」と呼ばれるスリの仲間から郊外に住む令嬢をだまし莫大な財産を手に入れる計画の顛末を描いたこの作品は、BBCのドラマでも有名な作品だ。 ハリウッドでも活躍するパク・チャヌク監督だが、作は韓国のCJ Entertainmentの制作。2016年のカンヌ国際映画祭にも出品されている。 アメリカではAmazonスタジオが配給権を取得しており、リリースすぐにストリーミングで配信される予定のようだ。 Park Chan-wook’s ‘The Handmaiden’ Finds a Ho

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