猫日記７５。 外出帰りに八百屋へ寄ってみたら、珍しくMr．P氏と加藤さんが店の奥の同じ空間にいた。 Mr．P氏は完全に加藤さんを無視している。 加藤さんはMr．P氏が乗っかっている椅子の下でウロウロしていた。 その時優雅で美しいMr．P氏のしっぽがゆらーりと加藤さんの目の前で揺れた。 ガヴリ。 Mr．P氏はとんでもない叫びをあげてから加藤さんを威嚇した。 加藤さんが… 加藤さんがMr．P氏のしっぽを噛んだ！！ 加藤さんはMr．P氏に威嚇されて、へんな動きでびょーんと後ろへとんでMr．P氏を見つめていた。 マスター加藤さんがMr．P氏のしっぽ噛んだ！！ マスター「ほんとにっ？」 加藤さん一体どうしちゃったのよ…！！ Mr．P氏のしっぽが食べ物に見えたのか？！美しいしっぽがうらやましかったのか？！コンプレックスに負けるな加藤さん！！それともストレス？！ 加藤さんちょっとここに座りなさい！！ ぴ

猫日記５７。 仕事帰りに八百屋へ行き、店の奥に加藤さんがいたから私も座ってオレンジかじってたんだ。 八百屋のマスターは店頭でお客さんにリンゴ試食してもらってて、私にも 「ちょっとこっちきて食べてみろよ。」 ってゆうから、オレンジかじりながら店頭へ出てお客さんと一緒にリンゴもかじった。 オレンジもリンゴも食べなくてはいけなくて忙しすぎる。 食べ終わってまた店の奥へ戻ったら、加藤さんが変な身のこなしをしていた。 しなしなくねくね加藤さんどういうつもりよ。 加藤さん何それメスのつもり？ ていうか別の生物のまねでしょ。 私があまりに真剣に加藤さんを見つめているので、お客さんが帰って店の奥に来たマスターも様子をうかがいにきた。 マスター「チャップがどうかしたのか？？」 チャップはフェレットになってました。

猫日記７４。 八百屋のマスターは夜ご飯は必ず自宅でマダムの手料理を食べるという。 しかし昼は必ず取引先から出前をとって食べている。 この日もマスターは取引先のひとつ、お向かいの喫茶店から角煮定食を出前でとって、店の奥でさあ食べようとしていた。 そこへお客さんが野菜を買いにきたので、角煮定食をそのままに店頭へ出たらしい。 お客さんが帰って、再び店の奥へ行き、座って角煮を食べようとしたら角煮だけが消えていた。 マスターはがくぜんとしたという。 角煮定食から少し離れた場所で何かにかじりついている白と黒の生き物がいた。 何か＝角煮 白と黒＝加藤さん えっ？角煮？ 角煮はうまいね 角煮最高