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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (18)

  • “お金に困っている人は、えてしてお金がかかる” - シロクマの屑籠

    精神保健福祉の分野では、精神科医はわりと脇役で、社会復帰や自立支援にかかわる職種(市役所の福祉課職員、保健師、精神保健福祉士、民生委員 など。ときには警察官や弁護士も)がメインとなって連携が成立している。そうした、他職種の人達とお金の問題をディスカッションしている時に、ふと右のようなことを思うことがある。――「お金に困っている人は、えてしてお金がかかる」んじゃないか――と。 どういうことかというと、生活費が入ると右から左へ全部使ってしまう人や、いわゆる“やりくり”が出来ないというより“やりくり”が完全に欠落しているような人が、精神医療の内側にも、精神医療の外側にも、どうやらそれなりの確率で混じっているっぽいからだ。 1.買い物をする際に、金銭の節約という概念が無い。欲しいと思ったら我慢せずに買ってしまう。放っておけば、一ヶ月の収入の大半をたちまち使い果たしてしまう。 2.生活技能・生活感覚

    “お金に困っている人は、えてしてお金がかかる” - シロクマの屑籠
    hotomaru
    hotomaru 2011/06/12
  • なぜ少女が湯水のように消費されるのか――男性オタク界隈における少女の消費状況について―― - シ口クマの屑籠(汎適所属)

    今となっては違和感を表明する人もあまりいないが、深夜アニメやライトノベルといった現代のオタク向けコンテンツには、たくさんの少女が登場しては湯水の如く消費されている。『けいおん!』や『魔法少女 まどか☆マギカ』のような、男性が絶無に等しいキャラクター構成が、例外ではなくオーソドックスになったことは、当は驚きに値することではないだろうか。どうして男性オタク界隈でこんな事が起こっているのか?以下に、考えてみようと思う。 1.エロという身も蓋もないニーズ(古典的に消費される少女) アカデミックな議論では無視されがちだが、ベタで重要な要因の一つ。 極めてシンプルに、セクシャルに、「鑑賞対象としてもエロい想像を膨らませる対象としても、少年よりは美少女を見ているほうが気持ちいいから」という身も蓋もない理由。こうした古典的なニーズをよく反映しているのは同人誌の世界である。『けいおん!』のような、エロ消費

    なぜ少女が湯水のように消費されるのか――男性オタク界隈における少女の消費状況について―― - シ口クマの屑籠(汎適所属)
    hotomaru
    hotomaru 2011/05/17
  • 「うつ病は誰でもなる病気」は、そろそろやめませんか? - シロクマの屑籠

    一時期、『うつ病は誰でもなる病気』みたいなキャッチコピーを耳にすることがありました。そんなバカな、どうしてそんなことを宣伝してまわるんだ、と日頃思っていた身としては、最近あまり見かけなくなって良かったと思っています。 メンタルヘルスが破綻した時の精神疾患には、個人差がある 過労でも不摂生でも引越しでも何でもいいですが、きっかけになるような出来事の後に精神疾患が出てくるというパターンは確かによくあります。じゃあ、人の負荷を超えたストレスがかかった時に、みんながみんなうつ病になるかっていうと、そうでもないって事はもっと知られてもいいような気がします。 例えば、ストレスがかかり過ぎた際、「まるで別人格のような振る舞いをして」「失踪したり」「でも人はその間の記憶が無い」という人がいますが、こんな症状は、うつ病の診断基準のどこにも載ってません。でも、こういう人が世の中には確かに存在します(解離性

    「うつ病は誰でもなる病気」は、そろそろやめませんか? - シロクマの屑籠
  • “コンテンツの切れ目が縁の切れ目”――オタクは誰と会話している? - シロクマの屑籠

    かつての俺には、ゲームやアニメとオタク仲間さえいれば満足できる時期があった。オタク的なライフスタイルを軸にした幸福追求モデルが十分に機能し、ずっとこれからもやっていけると思いこめた時間が、確かにあったと思う。 そうした生き方に綻びが生じた理由は色々あるけれど、その理由のひとつに「オタクは(そして俺は)誰と会話しているのか」という疑問があった。この疑問について、書き残しておく。 「おたく、誰と会話しているの?」 「おたく」の語源が二人称だという説や、最近のライトオタク事情などを踏まえて、「オタクはコミュニケーション志向です」と主張する人もいるかもしれない。そういえばオタクの祭典・コミケも、オタク同士のコミュニケーションを一大理念として掲げていたような気がする。 ところが「オタク同士のコミュニケーション」というやつが、一時期の俺には引っかかりどころだった。 一般に、オタク同士の会話は、アニメな

    “コンテンツの切れ目が縁の切れ目”――オタクは誰と会話している? - シロクマの屑籠
  • 泣きゲーのヒロインに障害が必要だった理由----か弱いヒロインのfunction - シロクマの屑籠

    何故エロゲヒロインに白痴が多いのか - Togetterまとめ リンク先は「なぜエロゲヒロインに白痴が多いのか」になっているが、さすがに対象範囲が広すぎる。どうせ検討するなら、「なぜ泣きゲーに弱い女性が必要だったのか」ぐらいが穏当だろう。 この機会に【泣きゲーのなかで、頭の悪そうなヒロイン・障害を持っているようなヒロインがどのようなfunctionを担っていたか】を振り返っておくのも有意義と思い、以下にまとめてみることにした。 泣きゲーに、頭の悪そうなヒロインや障害を持ったヒロインが必要だった理由 【キャラ立てしやすく物語にしやすい】 まず、キャラを立てる・萌え属性をつけるにあたって、障害持ちや病気持ちであればそのまま「キャラが立つ」という便利さがあった。泣きゲーのキャラクターを顔だけで差別化するのは意外と簡単ではない----泣きゲー全盛期の頃、キャラクターに声優さんの声がつくケースは少な

    泣きゲーのヒロインに障害が必要だった理由----か弱いヒロインのfunction - シロクマの屑籠
  • 男性性欲を浄化する、美少女キャラへの自己投影 - シロクマの屑籠

    最近じゃ、自分自身の性欲に汚らわしさや否定的なイメージを持っている男性って、珍しくもなんともないようにみえますし、男性オタクも例外ではないように思えます。 こういうネガティブな性意識を持った男性オタクでも、美少女キャラや“男の娘”に自己投影すればセーフティに快楽が得られ、しかも自己投影しているうちは汚らわしい自分の性欲も浄化できるんじゃないか、っていうのがこの話です。 自分自身の男性性欲に汚らわしさや劣等感を感じている男性オタクにとって、「直視しがたい自分自身の性欲と童貞」を「かわいい美少女のアンアンと処女」に転換できるアイテムって、使い勝手がいいと思いませんか? 男性性欲を肯定できない男性オタクの、葛藤 古くから、かなりの割合の男性オタクは、美少女キャラを性的欲求を充たすツールとして消費してきました。けれどもその多くは、美少女キャラへの自己投影などという回りくどいものではなく、きわめてス

    男性性欲を浄化する、美少女キャラへの自己投影 - シロクマの屑籠
  • 投影――「あなたとは違うんです」で心の平穏を維持する人達 - シロクマの屑籠

    みんな余裕が無いのか、それとも潔癖な性分の人が増えているのか。 あるいは「心の綺麗なアタシ」に自惚れていたいのか。 誰もがいくらかは持っているであろう、“自分が認めたくない欲や後ろめたい衝動などを他人に見出し、激しく攻撃する”ことで心の平穏を得ようとしている人や、そのような心理的ニーズを巧みに吸収して大きな声にまとめあげてメガホンにしている人を、世間でみかけることがある。 「投影」という防衛機制 “自分のなかに潜んでいる欲や、後ろめたい衝動などを他人に見出して激しく攻撃してしまう”という現象を、“投影”と呼ぶような分類がある。 ・投影(または投射) (projection) 自分が内面に持っている衝動や情動などを外在化し、(自分と別個の)外界の対象に属するものとして認識するような防衛機制を、投影と呼ぶ。自分が内側に抱えておくと不快だったり不安だったりする情動(例えば攻撃性なり性衝動なり)を

    投影――「あなたとは違うんです」で心の平穏を維持する人達 - シロクマの屑籠
  • 「学園都市は養鶏場、御坂美琴は極上ブロイラー」 (とある科学の超電磁砲) - シロクマの屑籠(汎適所属)

    とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 (1) (電撃コミックス) 作者: 冬川基,鎌池和馬出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2007/11/10メディア: コミック購入: 20人 クリック: 334回この商品を含むブログ (241件) を見る 『とある科学の超電磁砲』。界隈では人気のように見えるし、かく言う私も大好きだ。 編筋『とある魔法の禁書目録』はともかく、この『とある科学の超電磁砲』の舞台背景って、かなりおっかなくて窮屈だと思う。けれども、美琴も黒子も伸び伸びとしている様子だし、背景に描かれる風力発電のプロペラも、のどかにみえる。このギャップが、なんとも不気味じゃありませんか? 「デキの良いブロイラーを生産するための学園都市」 『とある科学の超電磁砲』の舞台になっている学園都市について振り返ってみよう。入ってくる子ども達に“能力開発”なるものを施し、

    「学園都市は養鶏場、御坂美琴は極上ブロイラー」 (とある科学の超電磁砲) - シロクマの屑籠(汎適所属)
  • 全能感を維持するために「なにもしない」人達 - シロクマの屑籠

    ここ最近、「価値のあるボク」「価値のあるアタシ」といった肥大した自己イメージを、いつまでたっても抱えている男女がそこらじゅうに溢れています。つまり、全能感を捨てきれない大人達が増えているわけですが、彼らが全能感を維持するメカニズムについては、あまり取り沙汰されていないようです。 この文章では、全能感を維持したい・いつまでも子どもの王様のままでいたい人にありがちな、二つの処世術を確認してみます。 1.自分が得意な分野で、全能感を何度も確認する ひとつめは、ごくオーソドックスな方法。 自分の優秀さや自分のバリューを確認しやすい場所で、それを反復的に確かめる、という方法です。ここに書いたように異性をひっかけて自分の価値を確認する人もいれば、ネットゲームtwitterで優秀さや有能さを確かめたがるタイプの人もいます。この際どこでもいいから、とにかく自分が優秀でいられそうなフィールドをみつけ、自分

    全能感を維持するために「なにもしない」人達 - シロクマの屑籠
  • 『とある科学の超電磁砲』にみる、美少女キャラとの一体感 - シロクマの屑籠

    とある科学の超電磁砲 Blu-ray BOX スペシャルプライス版 発売日: 2017/11/22メディア: Blu-ray 『とある科学の超電磁砲』、たくさんのオタクから愛されているようである。 来、この作品は『とある魔法の禁書目録』の外伝的位置のはずなんだけど、編をすっかり喰ってしまっている感がある。私も、『とある魔法の禁書目録』を一応は買っているけれども、今では『とある科学の超電磁砲』の世界を楽しむための参考資料ぐらいにしか思っていない。 あるラノベオタクの人が、『とある科学の超電磁砲』を指して「見たいものしか見なくて済む作品」と言っていたが、確かにそんな気もする。例えば『とある魔法の禁書目録』の場合、主人公の上条さんは微妙に説教臭いし、他の男性陣もかなり癖があるせいか、ときどき陶しいことがある。幼女キャラのインデックスの振る舞いに「こいつ面倒だなー」という印象を受けるシーンも

    『とある科学の超電磁砲』にみる、美少女キャラとの一体感 - シロクマの屑籠
  • 「非モテ」から「リア充 氏ね」へ――マジョリティ化するルサンチマン - シロクマの屑籠

    非モテ男性が集うコミュニティといえば、今では『非モテSNS』が比較的有名だが、数年前までは『はてなダイアリー』が非モテ男性の溜まり場になっていたし、さらに遡って2001年頃は『テキストサイト』が非モテ芸の中心地だった。そのことを覚えている人は、今ではもう少ない。 こうした、非モテの過去から現在についてまとめた同人誌が出ているというので読んでみた。『奇刊クリルタイ』という小規模な同人グループながら、今回は速水健朗さん*1や森岡正博さん*2らをゲストとして招くなど、頑張っているようだ。 この同人誌を読み終わって、私は、さいきん薄々感じていたことをようやく意識化できたような気がした。それは、「非モテ」というのはどうやら終わったらしい、ということだった。 かつて「非モテ」というアイデンティティが存在していた 数年前、「非モテ」はそれを自称することによって、とにかくも何かアイデンティティを得られるよ

    「非モテ」から「リア充 氏ね」へ――マジョリティ化するルサンチマン - シロクマの屑籠
  • ガンダムよりジムを選んだ精神医学 (例え話) - シロクマの屑籠

    http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/archives/558 上記の、統計についての文章を読むうちに、ふと、ガンダムになぞらえた精神医学の歴史の話を連想してしまった。 (あくまで例え話です) 昔の精神医学、特に精神分析系の精神医療は、ガンダムやジオングや指揮官用ゲルググに喩えたくなるような、精巧な治療理論を丹精込めて造りあげてきた。フロイト、エリクソン、ウィニコットなどといったエースが登場して優れた成果を示し、自分達の治療理論をカスタマイズしていた。偉大なエース達が死んだ後も、弟子から弟子へ「お前ら、アムロやシャアを見習え!」とばかりに、エースのなんたるかを一子相伝するのが慣わしだった。 けれども、ガンダムや指揮官用ゲルググなんて、よっぽど素養に恵まれた人でなければ乗りこなせないし、精神科医の誰もがニュータイプ精神科医になれるわけでもない。ニュータイプ精神科医に

    ガンダムよりジムを選んだ精神医学 (例え話) - シロクマの屑籠
    hotomaru
    hotomaru 2009/11/03
    職人よりマニュアル通りの対応
  • 危ない異性に対する“免疫”を持つには - シロクマの屑籠

    痛いニュース(ノ∀`) : 「婚前旅行に行く」とブログに書いたプラモ好き41歳男性、自殺に見せかけ殺される→相手の女の周りでは、男性4人が不審死 - ライブドアブログ あれだけ趣味を究めた人でも、異性への執着を前にすれば眼が曇るんだなぁ。 この事件は殺人事件として世間に知られるに至ったが、これに類する話なら幾らでも転がっており、40〜50代でヘンな女やホステスに嵌りこんだ挙句、メンタルや人生や家庭をぶちこわしてしまう男性は後を絶たない。そして、男の人生を吸い取って生きているサキュバスみたいな女、あるいはドロボウネコは、今も昔も、娑婆のあちこちに生息している。 では、どうすれば悪い異性を寄せ付けずに済ませられるのか? どうすれば悪い異性に対する“免疫”を持つことできるのか? 「俺が異性に興味を持つわけがない」「俺は趣味に生きるんだ。女は諦めた」と必死に自分に言い聞かせているような人達は、たぶ

    危ない異性に対する“免疫”を持つには - シロクマの屑籠
    hotomaru
    hotomaru 2009/10/31
    最初に高レベルモンスターにエンカウントしないことを祈るw
  • 親の重力圏からの脱出手段としての、ゲーム、アニメ、ライトノベル - シロクマの屑籠

    「萌え」や「オタク」がカジュアル化してきている昨今はいざ知らず、数年前までのオタク界隈は、“コミュニケーションの不得手な人間のシェルター”“リア充に曝されない安全地帯”としてもそれなりに機能していた。とりわけ、オタクバッシングが根強く、コミュニケーションに長けた人間がオタク界隈に流入すること自体が稀だった1990年代〜2003年頃までのオタク界隈は、外部からの風当たりは強くとも、いったん内輪に入ってしまえば快適な時間を過ごしやすかった。 けれどもそれだけではなく、ひょっとしたら、“ママのお人形”になってしまいそうな人にとって、母親の重力圏から一定の距離を保って伸び伸びとしていられる、数少ない安全地帯としても機能していたのでは?という風に最近は考えるようになった。つまり、同年代のスクールカーストからの安全地帯としてだけでなく、親世代の重力圏からの安全地帯としても、オタク界隈はある程度の役割を

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  • 『ラブプラス』って“肉食系男子”“リア充”向けじゃね? - シロクマの屑籠

    「萌え属性」の次の時代を予感させる『ラブプラス』 - シロクマの屑籠 ところで、この『ラブプラス』というゲーム、ギャルゲーとしては“草系男子”“非モテ”向きではなく、どちらかといえば“肉系男子”“リア充”向きだと感じる。 なぜなら、主人公の言動も、ヒロインの態度も、脇役の台詞も、ゲームシステムまで含めたすべてが「男性側が積極的に努力や試行錯誤を積み重ねて、女の子を喜ばせることで自分も楽しむ」という価値観に貫かれているからだ。 具体的には、 「女の子に好かれるために毎日努力しましょう」 「女の子に好かれるようコミュニケーションをしましょう」 「恋人になってからも甲斐性を発揮して女の子を悦ばせましょう」 こういうノリが作品の隅々*1にまで浸透していて、「女の子のために男ががんばるのは当然。がんばって女の子を悦ばせて、それでもって自分もハッピーな気持ちになろう!!」という価値観が曇りなく提示

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  • 「萌え属性」の次の時代を予感させる『ラブプラス』 - シロクマの屑籠

    ラブプラス 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント発売日: 2009/09/03メディア: Video Game購入: 69人 クリック: 2,313回この商品を含むブログ (440件) を見る 『ときめきメモリアル』以来、恋愛シミュレーションゲームでは精彩を欠いていたコナミが、ひさしぶりに鬼気迫る作品を発売した!『ラブプラス』。DSのギャルゲーなんてタカが知れているだろうと半信半疑で買ってみたが、やってみて仰天し、ものすごく気にいった。たいした野心作だ。ギャルゲー好きの人生を溶かしてしまうソフトと言っても過言ではないだろう。 DSで復活した『ときメモ』の正当後継者 私の記憶が確かなら、コナミという会社は、恋愛シミュレーションゲームの分野ではちょっと頑固なポリシーを貫いていたと記憶している。例えば、初代『ときメモ』以来、コナミの制作陣はほとんど一貫して「萌え属性」の流行に対し

    「萌え属性」の次の時代を予感させる『ラブプラス』 - シロクマの屑籠
  • 現実女性に「萌える」という残酷 - シロクマの屑籠(汎適所属)

    http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1294494.html “美しい黒髪”といえば大和撫子。大和撫子といえば清楚で大人しそうなイメージ…といった具合に、女性の黒髪をスタート地点にして、ご都合主義の想像力を膨らませるのはそんなに難しいことではない。控えめな態度の妙齢黒髪女性を見かけた場合などは、とりわけそうだろう。 もちろん、黒髪女性の内実が、大和撫子と呼ぶに相応しいかどうかは分からないし、黒髪女性が大和撫子をやらなければならないというルールはどこにも無い。けれどもある種の男性は、そうやって自分の願望や想像力を黒髪女性に投影して、「よさげだなぁゲヘゲヘ」と想像力を膨らませずにはいられない。眼前の女性の内実とは無関係に「黒髪→大人しそう→おいしそう→俺でもモノにしやすそう」という想像力だけを連鎖させ、妄想的な願望を抱いたり、頭のなかで「架空のデー

    現実女性に「萌える」という残酷 - シロクマの屑籠(汎適所属)
  • 十代で人生をダメにするための“読書” - シロクマの屑籠

    ページが見つかりません - smashmedia.jp http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20090724/1248397496 十代の人が、人生を棒に振ってしまうためのフラグの立て方は色々あるが、そのなかでも有名なものの一つに「悪性の読書」というやつがある。若いうちから、活字の海で現実を誤魔化すような処世術を身につけたり、捻れたとの付き合い方を覚えてしまったりした人は、まぁ、あとあと難しいだろう。上記リンク先の二つの文章を読んでいて、そういうことを思った。 人生をダメにするための“読書”いろいろ では、人生を棒に振るような“悪性の読書”とはどういうものか。色々なパターンをみかけるなかでも特に頻度の高いもの三つを、書き残しておこうと思う。 ・世の中を色眼鏡で眺めるためにを求める 目の前の現実なり、自分が置かれている境遇なりが気に入らなくて、それを色

    十代で人生をダメにするための“読書” - シロクマの屑籠
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