2023年9月14日のブックマーク (1件)

  • パーキンソン病という病気 その2

    2023年5月31日公開 担当:松井秀彰先生 所属:脳病態解析分野 松井研究室 はじめに その1ではこれまでのパーキンソン病の研究の歴史、特にマウスモデルや小型のモデル動物による研究の知見を簡単に振り返った。そこでの考え方、あるいは現在の基的な研究の考え方は、今そこにあるパーキンソン病という病気から得られた知見をどのように研究に活かし、そしてパーキンソン病という病気の治療や予防に役立てるか、である。その2では視点を変えて、パーキンソン病の歴史歴史でも進化の歴史というものがあるかどうか考えてみたい。 1.病気と進化 多くの研究者が莫大なリソースを投資しこれらの脳疾患の克服を目指して研究を進めてきた。しかしながら研究者あるいは医学者はどうしても今見えるものを中心に病態を考えてしまう。これは網羅的解析や人工知能をもってしても解決できない問題である。例えばアルツハイマー病ではアミロイドβの蓄積

    パーキンソン病という病気 その2
    houta30
    houta30 2023/09/14