ウェアラブルカメラの米GoProの苦境がさらに鮮明になった。昨年発売したHero4 Sessionカメラの売上は思うように伸びず、先日の四半期決算は最悪の数字となった。暗澹たる業績見通しと共に、GoProは最高財務責任者(CFO)の辞任についても報告した。 GoProの売上高は4億3,660万ドル(約510億3,000万円)と、前年比31%の大幅減。アナリスト予想の4億9,600万ドル(約580億円)も大幅に下回った。 GoProは主力商品、Hero4 Sessionの価格を引き下げたが、年末のホリデーシーズンも売り上げは不調。更なる業績の悪化を受け、先月7%の人員削減を発表した。同社にはドローンやヴァーチャルリアリティー(VR)商品で巻き返しを図るとの期待もあるが、今回の決算報告を見る限り、それは遠い道のりだ。 GoProは今四半期の売上高を1億7,000万ドル前後と予測しているが
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