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ブックマーク / nosumi.exblog.jp (9)

  • 日本分子生物学会理事のコメント(拙ブログに仮置き) | 大隅典子の仙台通信

    学位審査を含む様々な審査や試験制度は、我々の社会の成立を支える根幹の一つと言っても過言ではありません。たとえ失望を招く結果であっても、皆がその結果を遵守し社会が成り立っています。今回の早稲田大学の調査委員会の結論のように、博士論文が重大な欠陥を含むことは認めながら、間違って製提出された原稿であるとみなし、、、、学位取り消しは無しと判定していては、社会の根幹を揺るがします。全ての職業人はおろか、小学校入学から大学に至るまで受験を経験する幼稚園児から高校生までに、早稲田大学の責任者は一体どのように説明できるのでしょうか。 上村匡

    日本分子生物学会理事のコメント(拙ブログに仮置き) | 大隅典子の仙台通信
    houyhnhm
    houyhnhm 2014/07/19
    審査に使ったのは「草稿」なんだしね。
  • 科学者は競争的すぎる環境に付いていけない | 大隅典子の仙台通信

    では平成7年に「科学技術法」が制定され、国の施策の基に科学技術を据えることにしました。5カ年ごとに「科学技術計画」が定められ、現在は平成23年に閣議決定された「第4期科学技術計画」の元に施策が立てられています。平成28年からは第5期の開始となるので、そろそろ次の計画をどうするか、という話も出始めているようです。 1990年代からいわゆる「大学院重点化」が開始され、科学技術を支えるには博士号を持った人材が必要であるという観点から、大学院生の定員が増やされてきました。そのような大学院生の次のキャリアパスとして博士研究員(ポスドク)がありますが、平成8年からの第1期の計画において「ポストドクター1万人支援計画」が策定され、ポスドクの数も増えることになりました。このようなポスドクの多くは、プロジェクトごとに雇用される有期雇用者です。したがって、5年などの任期が終了すると、次の就職

    科学者は競争的すぎる環境に付いていけない | 大隅典子の仙台通信
    houyhnhm
    houyhnhm 2014/04/26
    あー。そーゆー対策だと業界全体が大した結果ないのに金使うって話になりますよ。不正に関しては、本当にそこじゃない(真っ当な業績が評価されやすいと不正もインセンティブ出てくるというのは避けられない)。
  • 研究不正への文科省対応はすでに厳しくなっています | 大隅典子の仙台通信

    ……STAP細胞関連の報道はまだ収まるところを知らず、総理としては当然の指示と思いますが、実はすでに、文部科学省の研究不正対応は厳しくなったこと、案外ご存じない方が多いのでは? (I)組織の管理責任の明確化 【組織としての責任体制の確立】 ○各研究機関における規程・体制の整備及び公表 ※責任者の役割・責任の範囲を明示した規程の整備、研究倫理教育責任者の設置も含む ○告発窓口の設置・周知 ※告発窓口の第三者への業務委託(学外の法律事務所等)もあり得る 【調査の迅速性・透明性・秘密保持の担保】 ○各研究機関における調査期間の目安又は上限の設定 ○調査等への第三者的視点の導入 ※告発窓口の第三者への業務委託(学外の法律事務所等)、調査委員会に外部有識者を半数以上を入れる等 ○告発者の秘密保持の徹底 【各研究機関に対する管理責任の追及】 ○各研究機関に対する措置の発動(間接経費の削減) <間接経費

    研究不正への文科省対応はすでに厳しくなっています | 大隅典子の仙台通信
    houyhnhm
    houyhnhm 2014/04/17
    刑罰をどれだけ重くしたところでなあ・・・・・・
  • STAP細胞を前提にしないと説明できない? | 大隅典子の仙台通信

    日はNature論文の責任著者でもあり、理化学研究所発生再生科学総合研究センター(CDB)副センター長の笹井氏の記者会見が都内で行われました。

    STAP細胞を前提にしないと説明できない? | 大隅典子の仙台通信
    houyhnhm
    houyhnhm 2014/04/17
    え、あんな捏造を見抜けない人の目なんて節穴でしょ?と言わないのは優しいのか甘いのか。
  • STAP細胞騒動から考える研究広報と科学報道 | 大隅典子の仙台通信

    でノーベル賞受賞でもない生命科学研究者の名前が2ヶ月にわたって一般週刊誌にも載っているのは二度目だったか三度目だったか……。 おそらくこの事例は我が国の科学コミュニケーションの歴史に残ることは間違いなく、10年以上「科学コミュニケーションは科学と社会の健全な関係を構築するのに重要」と言い続けた身として、STAP細胞騒動初期の拙エントリーに対する自戒も込めて記しておきたいと思います。 【追記】「科学コミュニケーション」をどのように定義するのかについては、人によって解釈が種々あると思いますが、私自身は「科学や科学者と市民を繋ぐこと、異なる分野の科学者同士を繋ぐこと、そこに存在するかもしれない齟齬や対立を認識し、必要に応じてその齟齬や対立を可能な限り少なくすること」のように広く捉えています。そのために、研究機関の行う広報活動やメディアの科学報道も科学コミュニケーションの一貫と考えます。サイエ

    STAP細胞騒動から考える研究広報と科学報道 | 大隅典子の仙台通信
    houyhnhm
    houyhnhm 2014/04/11
    メディアのせいにするのは違和感。Natureに載ったら専門家が思う以上に普通は正しいと思うよ。そして、Natureもメディア。/信頼の輪で繋がってると、どちらかでチェックが入るんじゃなくて一切チェックされないんだよ。
  • 小保方さん関連(その4):目利きとしての発生再生総合研究センター | 大隅典子の仙台通信

    註:以下の記事はまだSTAP細胞論文についての疑義が生じる前に書かれたものであり、後半で女性研究者をロールモデルとして挙げることを目的としていますので、このままブログに掲載しておきます。2014年12月26日付で、STAP細胞は存在しなかったことが報告されています。 小保方さんの理化学研、年俸1億円の研究者も? というタイトルの報道を見て、いくらなんでも小保方さん「の」理化学研究所と言われちゃうのは、なんだかなと思いましたので(苦笑)、小保方さんが所属されている理化学研究所発生再生総合研究センターについてご紹介します。

    houyhnhm
    houyhnhm 2014/03/15
    目利き、ねえ・・・・・・
  • 時代は「一回性の科学」へ向かう | 大隅典子の仙台通信

    NHKの朝の番組「深読み」で「遺伝子検査」について紹介されていました。 ちょうど経産省からルールづくりが必要というような答申があったことを受けてのタイミングなのだと思います。 「遺伝子=ACTGの配列」だとすると、実は「それだけで罹りやすさが決まる病気よりも、そうではない病気の方が多い」ということについて、もう少し詳しく説明すべきと思いますが、日の遺伝リテラシーは欧米より2周分くらい遅れているので、仕方ないのかもしれません。 生命科学の最先端では、ACTGだけで決まらないエピゲノムの分野が伸びています。 ざっくり言えば、3つの仕組みが遺伝子の「働き方」に影響します。 1つはマイクロRNAやノンコーディングRNAと呼ばれるRNA分子の働き。 2つ目はDNAレベルでの化学修飾(メチル化など) 3つ目はDNAが巻かれているヒストンというタンパク質の化学修飾(メチル化、アセチル化など) でもって

    時代は「一回性の科学」へ向かう | 大隅典子の仙台通信
    houyhnhm
    houyhnhm 2014/03/12
    ネズミ大虐殺を計画しているとは恐ろしい。ま、ぶっちゃけ、そんなの知ってどうする?みたいなところになるかと思う。何らかの一般化を伴わないと知識にならないんですよ。
  • STAP細胞顛末 | 大隅典子の仙台通信

    11jigenさんの検証によりSTAP細胞に関するNature Articleの図に、筆頭著者の博士論文からの図がスキャンしてコピペされていたことがわかり、共著者である山梨大学の若山先生から「確証が持てなくなった」というコメントが出されました。

    STAP細胞顛末 | 大隅典子の仙台通信
    houyhnhm
    houyhnhm 2014/03/12
    怪しげな論文から使えるところサルベージするより捨てた方が早い。
  • アステラス病態代謝研究会第43回研究報告会にて | 大隅典子の仙台通信

    アステラス製薬関係の公益財団法人であるアステラス病態代謝研究会は、若手研究者を中心として研究費の助成を行なっている。 この財団は、無難な研究よりも「キラリと光る研究」を支援しようという精神のもとに審査することが大きな特徴。 昨年の採択を受けた研究助成者による研究報告会が開かれたが、その冒頭で、審査に関わる学術委員会の委員長である後藤由季子(東大分生研)さんが開会のご挨拶をされた。 その中で「自分の周りを見ていても、若い方々がリスクを恐れる傾向が強くなっていることを感じる。日の停滞を打ち破るには、企業でもアカデミアでもチャレンジ精神が必要。山中さんのノーベル賞受賞は、そういう意味で追い風になる」という趣旨のことが述べられた。 それで思ったのだが、若い世代がリスクを回避する傾向は、日の子どもの育て方において「失敗を体験させない」ことが強まったことによるのではないか? 小学校の運動会で、徒競

    アステラス病態代謝研究会第43回研究報告会にて | 大隅典子の仙台通信
    houyhnhm
    houyhnhm 2012/10/22
    昔から言われるけど、何か上手くない推進方法だとは思う。
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